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【10時→6時半起床に】3時間半の早起き特訓で得たのは「習慣」だけではなかった【朝渋KNOCKに参加して】

本記事は、「#朝渋オンライン」および「#朝渋KNOCK」を検討されている方、および、朝の早起き習慣を身に着けたい方に、自分が朝早起きするに至って経緯と、それによって生まれた変化について記載していこうと思います。

「起きれない…」早起きをしようと思ったきっかけ

3月から始まったリモートワーク。コロナ禍において、ご多分に漏れず(?)「朝起きれない…」という問題が勃発した。

ひとり暮らし歴も浅く、人と会うのが大好きだった私が、人に会えないという異常事態に憔悴してしまい、ひどいときは10時や10時半に起きるという事態に…(勤務は11時までに勤務を開始すれば良いフレックスタイム制なので、本当にギリギリ11時滑り込みしていたときもあり…)

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そんな、ゆるやかな人間としての危機感とダウナーな心持ちのときにTwitterでこーじさんのツイートから見つけたのは「#朝渋KNOCK」というオンラインサロン。「早起きのラ◯ザップ」と銘打たれているこのイベントを見て、「これはいまの自分に必要かもしれない!」と思うようになった。

私と「朝渋」の関係性

(Twitterのフォロワーは知っているかもしれないが)わたしがTwitter実況ツイッタラーになったきっかけは、実は「#朝渋」。

朝渋と出会ったのは、おそらく2,3年前。(確認できた限りでいうと、2018年の夏が始まりだった…のかな?)
元々渋谷のBOOK AND LAB TOKYOで実施されていた「朝渋」に行くのが個人的なブームだった。渋谷の近くに住んでいたときも、少し遠方に住んでいたときも、朝の絶望的に眠い目をこすって参加した。だいたいが遅刻だった。(オープニングが終わった頃に登場する人枠、という感じかもしれない)

※ちなみにハヤカワ五味さんが大好きになったきっかけも、思えばこちらの朝渋でした…!

それでも、朝渋に参加した日は、頭が研ぎ澄まされるというか、朝からアドレナリンが出てる気がしてとても調子が良かった
渋谷の街の早朝の気だるさ、男女の揉み合いの残り香、カラスとネズミの往来…哀愁と朝のエネルギーの混ざる街並みを歩くと、私は次第に元気になった。

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そんなこんなで「早起きからのインプット→アウトプット」に、いつしか取り憑かれている私がいた(もうかれこれ20回程度は参加しているように思う)。

しかしその後、コロナによる外出自粛により、しばらくリアルイベントの開催もなく、最初はオンラインイベント否定派だった私はしばらく朝渋に行かない時期が続いていた。

そんな折に、前述の「起きれない」問題。私は閃いた。「これ(朝渋KNOCK)入ればどちらも解決できるじゃん!!!」ということを。

このようにして「朝渋の快感をまた欲しくなったこと」と「早起きの習慣を付けないとやばいという危機感」から、私は朝渋KNOCKの扉を叩いたのであった。

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※ちなみに、エントリーの際に提出した志望文には以下のように記していました

現状課題として一番大きいのは、リモートワークの開始による
・外部との接触機会の減少
・ストレスに伴う勉強モチベーションの低下
・メリハリのある生活の喪失

などが挙げられます。

リモートワークや外出自粛の今だからこそ、
・出来なかったことに時間を使い
・モチベーション高く勉強し
・自分の生活にメリハリを持つ

ことを大事にしたいと思い、志望させていただきました。

また、かねてより朝渋のイベントには参加させていただいておりましたが、
「リアルイベントにこそ価値がある」という思考から、
これまでこちらの会には参加しておりませんでした。
しかし、このような社会情勢の中では、
リモートの状況をいかに活用するかが非常に重要になっていると感じます。
そろそろ朝渋ロスだったのもあり、この機会を是非活かしたいと思い、志望させていただきました。

【朝渋KNOCKで得られたもの①】早起きの習慣

言うまでもなく、早起きの習慣がついた。その理由は大きく2つある。まず1つは、定量的に見える形での早起きの管理だ。以下のようなスプレッドシートに記録をしていくことで、内省を深めるだけではなく、他の人の実践についても見ていくことが出来た。

コメント 2020-05-29 185500

それだけではない。早起き習慣の実現の上で大きな要素になったのは、切磋琢磨というよりは優しく包んでくれて盛り上げてくれる仲間の存在だ。そのように会話をするなかで、早起きに失敗したとしても、怒るや仲間はずれにするではなく、「どうすれば再現性を持って早起きができるのか」などにみんなで考えることができる。非常に良い空間を得たと感じた。

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「早起きする」というだけだとできるイメージがないが、「モーニングルーティンを決める」という行為に置き換えて考えたことで、自分にとって取り組みやすくなった。

<自分にとってのベストルーティン>
・6時20分 起床
・6時25分~35分 ラジオ体操
その後お風呂を入れながら、皿を洗う、換気をするなどする(無理なら一旦寝る)
テレビはつけっぱなしでEテレを観る
・8時 再度ラジオ体操 #あさラジ
(ここで必ず起きる)
・8時15分 お風呂
(お風呂でstand.fmを聞きながら読書)
・9時 PCの前に座る
・9時半~10時 仕事開始

※ちなみに試行錯誤のなかで、以下のようなものは棄却された。

・英語学習(TOEICしばらくないのに何でやるんだっけ?とモチベダウン)
・瞑想(瞑想できない自分に自己肯定感が下がることと、どうしてもムズムズしていたので)
 ・ヨガ(ヨガマットを敷きっぱなしにしていたら部屋の見栄えが汚くなったので)

※ちなみにこちらの内容(主にモーニングルーティン)について、stand.fm でもお話しています

【朝渋KNOCKで得られたもの②】しっくり来る思考の枠組みやそのときの自分に必要な気付き

毎週水曜日は朝渋が、毎週土曜日には講義があり、それぞれ以下のような学びが得られると同時に、自分に合う思考や習慣とそうではないものを見つけることが出来た。

<合ったもの・腑に落ちたもの>
・阿部広太郎さん:「I LOVE YOU」を訳してみよう
・三浦将さん:習慣化したい行動と快の感情を結びつける、成果を出すことではなく定着させることが所期の目的になる、本当の目的を知る、まずは一つの習慣から
・中村勇気さん:才能の定義(生産的に活用できる思考、認知、行動、働きかけ、関係構築の自然な繰り返しパターン)、ストレングスファインダーの「強みは弱みになる」という発想、「利き手」を理解して仕事を任せる/行うことの重要性(自分の強みを活かす、ではなく、自分の強みを活かせる場所を見つけて活かす)、メインディッシュとなるトップ5を使えるようになって初めて6位以降に目を向ける必要がある(34個出す必要はない)
・加来幸樹さん:個人理念の重要性、自分にとっての大事な3つの要素の言語化、Pinterestを使ってのイメージ出し(これは目からウロコだった!こういう趣味嗜好のようなものも個人理念に包含してよいのだなという発見が得られたため)
・井手桂司さん:書くために要約することが重要であること、考えるために書くこと
・小林さん:睡眠のタイプはクロノタイプで決まる!

以下の読み解きも、少しは出来るようになった。上位5位にコミットすべきで、そこから強みと弱みのどちらもが派生してくると。

<たかおのストレングスファインダー>
1 収集心
2 個別化
3 社交性
4 コミュニケーション
5 共感性
6 成長促進
7 適応性
8 内省
9 ポジティブ
10 活発性
11 最上志向
12 戦略性
13 達成欲
14 運命思考
15 学習欲
16 アレンジ
17 回復志向
18 着想
19 分析思考
20 公平性
21 親密性
22 調和性
23 責任感
24 自己確信
25 自我
26 信念
27 規律性
28 指令性
29 目標志向
30 競争性
31 包含
32 原点思考
33 慎重さ
34 未来志向

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↑Pinterestで自分が好きなものをひたすらPickすることで、自分の美学というか、趣味嗜好の傾向を理解する助けになった。

↑ここで睡眠のタイプが分かります!

<合わなかったもの・腑に落ちなかったもの>
・三浦将さん:禁止の法則の活用(禁止されるとやりたくなるわけではなかった)
・中村勇気さん:ポケモンの例え(場は盛り上がっていたが、ポケモンやらないのでピンとこなかった)、マイベストモーニング(わたしの場合、いつもやっていることの焼き直しになってしまった)
・ミーニングノートにおける「1日3つのチャンスを記入する」(後から意味づけするのは得意ではない)
・加来幸樹さん:上司になりきる(最近あんまり仕事へのフィードバックをもらうことがないのでイメージできなかった)

特にストレングスファインダーの強みからくる「自分の弱みに関する示唆」は、膝を打つものばかりで、今後の自分の人生を組み立てる上で心に刻んでおかねばと思った。

【収集心】
集めて終わりでアウトプットにつながらない、常に情報把握・収集することを求める、他人に過剰に情報を与えすぎる、質問魔になる、不必要な情報まで集める、物や情報を溜め込みすぎ
(特に「他人に過剰に情報を与えすぎる」というのは分かる)

【個別化】
相互理解で時間を使いすぎる、全体よりも個を優先し全体のニーズを犠牲にする、相手に対する自分の見方を重視する、自分の意見に固執する
(特に「相手に対する自分の見方を重視する」というのは分かる)

【社交性】
好かれるためにやってると疑われやすい、他人に批判性を発揮しない(嫌われるのを恐れる)、本音が見えない、表面的な関係、誠実に見られない、旧知の仲をおそろそかにする、親交を深めることに興味がない
(特に「旧知の仲をおそろそかにする」というのは分かる)

【コミュニケーション】
システムや計画で縛りすぎる、話が長い・同じ話を繰り返す、その場の話題を独占しようとする、話すことで解決しようとする(実行に映らない)、ペラペラ喋りすぎる
(特に「話すことで解決しようとする(実行に映らない)、ペラペラ喋りすぎる」というのは分かる)

【共感性】
自分の行動や発言の影響を気にしすぎる、話しづらいことを先延ばしにする、オブラートにしすぎる、感情受信しすぎて疲れる、情に流される
(特に「話しづらいことを先延ばしにする」というのは分かる)

【朝渋KNOCKで得られたもの③】インプット、アウトプットの方法論の確立

また、様々な形式でのインプットを受け、自分の認知特性を知ることも出来たと感じている。「自分はテキスト優位な認知特性で、かつ、テキストでインプット・アウトプットすることが脳の整理に一番役に立つ」と思うことが出来たことは、自分の学習をすすめる上で大いに役立っている。

<合うインプット>
・スライドで図や文字が示されている
・テキストで箇条書きにまとめられている
<合わないインプット>
・音だけで解釈する(スライドなしで喋りのみ)

更に、アウトプットという観点では発信の流儀のようなものについても気付きが得られた。
朝渋KNOCKの講義中に井手さんが「考えるために書くこと」の重要性を説いていたが、「誰かの役に立つツイートをしよう!」というモチベーションではなく、思考を整理すること、つまり「私の脳みその整理の過程が丸見えになっている場所を公開すること」がSNSなどの発信の主な目的である(副次的に、それによってつながりや共感が生まれていくと良いなと思っているので、母集団形成等にも工夫をするようになった)ということに気づけたのは良かった。

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【朝渋KNOCKで得られたもの④】心の平安とちょっとの自信

先にも述べたが、バディとチームのメンバーとのやり取りは、少なからず自分にとってプラスの影響があった。あらゆるコミュニティにおいて、中心にはなれなくて、ちょっと斜に構えてしまうタイプの私を受け入れてくれたのは、まさしく同じチームのメンバーだった。これが何故だったのかを考えてみると、自身の資質である「収集心」「共感性」「コミュニケーション」「成長促進」などを開示した上でコミュニケーションを取ることが出来たことに由来するかもしれない。自己理解する中で相互理解も進んだことが、良質なコミュニティを担保しており、そのことが今回の習慣化のいち要因となるだけではなく、私自身の自尊心にも繋がっていたのかもしれない、とも思った。

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【朝渋KNOCKで得られたもの⑤】リモート嫌いだった私が「リモートは、良い!」と思えるようになった

「#朝渋」がオンラインになると正直学びの質は下がるのではないかと懸念していたのが正直なところだったのだが、その懸念は杞憂に終わった。以下3点がオンラインのメリットだと感じている。

①キャプチャが撮れるのでメモを取るのが楽
リアルイベントだと、いちいちスマホで写真を撮ったものをPCに送り、それをメモに貼るという手間が発生していたものが、オンラインだと全てがPCで完結するのでとても便利。

②多くの人がインタラクティブなコミュニケーションが取れる
実際、リアルイベントでは質問などをぶつけることが多かったものの、オンラインだとより気楽に質問できるようになり、(実際の場では躊躇してしまうような方でも)多くの人が自分の悩みや疑問を払拭できるようになり、場としての質も上がったように感じた。

③終了後に咀嚼する時間を取れる
最近のオンライン朝渋は、終了後にこーじさんがちょっと喋ったりしているパートがあり、そこでの振り返りの時間が咀嚼の時間になっている。会場ではすぐに解散して自分でその時間を電車の中などで取っていたが、すぐに日常に引き戻されてしまったので、振り返りの時間が取れるのは素晴らしいと思った。また、Facebookを駆使して、当日の感想のシェアなどもしているので、他の人の学びにも触れ、非常に勉強になると感じた。

このようなメリットを享受することが出来たことから、リモートでのオンライン形式でのコミュニティや学びは、効率的かつ効果的にインプット・アウトプットに望めるスタイルであることを改めて感じている。

正直、コロナ禍でリモートになったことを誰よりも憂いでいた自負があったので、このようにリモートをポジティブに捉えられるようになったのも、正直「#朝渋」のおかげかもしれないと感じている。

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【結論】私にとっての朝渋は「朝から情報収集しつつコミュニケーションを取れる最も効率的かつ有効な場」だった

当初目的にしていた

①朝早く起きる
②インプット・アウトプットの経験を積む

という目標は、自分の期待値を大きく超える形で達成されたと言える。
また、朝早く起きるようになって、以下のような副次的な効果も感じている。

①「早起きしている人/早起きに詳しい人」というブランディングを獲得した
Twitterは多くの部署社員にフォローされており、朝から活動的に動いていると、それだけで「早起きの人」みたいな扱いになり、活動的・ポジティブな印象を多少なりとも持ってもらえるようになった…ような気がしている。

②コミュニティ内外で少なからずポジティブなエネルギーをチームに持ち込めるようになった
実際にポジティブな働きかけや振る舞いが自分の中でも増えてきているようにも感じる。

③ツイートが伸びやすくなった笑
朝のおはようツイートにいいねがコンスタントに50前後つくようになり、朝の人として認知されるようになってきたようにも感じている。また、先日の講義を受けていくつかつぶやいたものが100いいね超まで伸び、「みんなが必要としている学びなんだな」ということを実感した(いいねの数が問題なわけではないが、伸びるのは無条件に嬉しい笑)

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朝時間を獲得して「自分の人生」を生きよう

この50日間の経験を通じて、朝の時間を意識することで、1日のサイクルを整え、自分の人生への満足度を高めることが出来ると確信している。
初回のこーじさんのお話で印象的だった「朝早起きすることで「自分軸で生きることにつながる」「自分の人生を経営できるようになる」」という話があったが、まさに朝をコントロールすることは自分の人生を生きることに直結していると実感している。

早起きをし始めて3時間半程度朝に余裕な時間が出来たことで、自分の人生を一定邪魔されない時間を持つが出来ており、その時間の大切さやそのことによる(公私ともに)プラスの影響を如実に受けているとも感じている。ナチュラルに「早起き」という習慣を染み込ませることが、自分の人生を改めて考え直し、心を整えて前に進む力になると思う。

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…と、ここまで読んで朝渋や早起きに興味が湧いた方、是非一緒に早起き習慣を手に入れましょう!!!(迫真)

「#朝渋オンライン」はこちらから!

※「#朝渋KNOCK」は次回募集を待たれよ!

ちなみに、今回の朝渋KNOCK参加に関して取材もしていただいたので(嬉しい)、そちらの記事もこっそりシェアさせてください!


というわけで、次回もお目にかかれるのを楽しみにしています!毎日こんな感じの気づきなどをつぶやくアカウントはこちら↓。人事・マーケティング・キャリア・パン・恋愛・人間観察などについて書いてます!


UXコンサル、BtoBマーケ、人事を経てコミュニケーションマネージャー(広報、マーケ、採用広報、組織開発)なう。 書くこと:パン偏愛、可愛いもの布教、働くこと、生きること、1日1考、新サービス考察、旅行、読書録、銭湯、恋愛。 頂いたサポートは、もれなくパンの研究に使われます。