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1歳の娘が細菌性肺炎で入院した話【二人目妊婦】

保育園が始まり、定期的に発熱したり、慢性的に鼻水と咳に悩まされること1ヵ月半。とは言っても、ありがたいことに生まれてから今まで娘は大きな病気に罹ることなく過ごしてきました。

そんな1歳7ヶ月の娘と新米パパママの私たちが今回経験した細菌性肺炎での入院。大事に至らず良かったのですが、なかなかハードだったので備忘録として残しておきます。

風邪から始まり3日間高熱が続く

始まりは週の半ばの水曜日。夕方に保育園から連絡があり、微熱があるからお迎え早めにと言われ、37.6℃くらいで本人は元気でしたが、大事をとって木曜日はお休み。

木曜日も熱は37〜38℃前半を行き来するくらいで金曜日の朝には下がっていたので、保育園へ。

しかしその日の昼過ぎには38℃を超えたため保育園からお迎えの電話。そこから一気に39℃まで上がってしまい、金土日と3日間連続で39℃以上の高熱が続きました。

こんなに長く高熱が続くのは初めてだったので、親としても、とても不安でした。

かかりつけの小児科が完全予約制で数日後まで診てもらえない

いつもお世話になっているかかりつけの小児科にすぐにでも診てもらいたかったのですが、完全予約制で週明けまで予約でいっぱい…

ダメ元で直接受付まで行って聞いてみたけど、門前払いでした。

すごく良い小児科なんだけど、予約制って小児科には合わなくないか?いつ熱が出るかなんて誰にもわからないし、前持って予約なんてできないよね。。

別の小児科に行くも検査をしてもらえず風邪薬の処方のみ

仕方なく別の小児科に行ってみるも、対応が雑な上、強制的に座薬の解熱剤を入れられ(座薬の解熱剤は初めて)、とりあえずの風邪薬を処方されて、かなり不信感を持ってしまいました。

次の日も熱が下がらず、心配で別の小児科に行ってみたけど、前日に処方されてる薬があるならうちでは何もできないと問診だけで帰される。

頼れる病院がなかったり、不信に感じる対応されるとこんなに不安なんですね。つらそうな我が子を抱えながら、どこにもぶつけられない怒りと不安が込み上げました。(幸いにも夫が同じ気持ちだったので、なんとか救われました)

かかりつけ医で血液検査したら細菌性肺炎が発覚

とりあえず風邪薬を飲ませながら、眠れない時は解熱剤も使って土日を過ごし、結局熱は下がらず4日目の月曜日。やっとかかりつけ医で診てもらえることに。

血液検査をしたら、明らかに数値がおかしい。WBCとCRPという細菌性の感染症にかかっているときに上がる数値がかなり高く、細菌性肺炎の疑いが。

慌てて総合病院に向かい、再び血液検査やらレントゲンやらをとってもらい、細菌性肺炎の診断が確定して即入院となりました。

その日から入院決定&点滴ベッド上安静生活

月曜日から入院が決まり、我々親もパニック状態。しかも私は妊婦ということもあり、付き添い宿泊はパパがすることになりました。

入院中はずっと点滴を入れっぱなし、毎日定時に抗生剤の投与や、鼻水痰の吸引、極力ベッド上の安静生活となりました。

ちなみに、この時点で娘だけでなく私たちパパママも二人とも風邪気味でした。控えめに言って地獄です。

付き添い入院の過酷さを経験

娘が心配な気持ち、早く良くなってほしい気持ち、初めての入院の不安、妊婦の私はいったい何をどこまで優先すればいいのか。入院初日は、ただただ不安と困惑でいっぱいでした。

病室にはベビー用のベッドと、簡易ベッドになるソファが一つだけ。

点滴に繋がれて不安で泣き叫ぶ我が子を見ながら、トイレさえ満足に行けない環境。

ベビーベッドでの添い寝もツラい、ソファーでの仮眠でも身体が痛い、そもそもいつ起きて泣いたりパニックになるかわからない状態でゆっくり眠れるはずもなく。

妊婦の私にこんな環境で生活させられないと、パパが宿泊担当をしてくれました。その代わり、昼間は私が娘を見て、パパを休ませることになりました。

いやー、正直、宿泊担当のパパはめっちゃキツかったと思います。入院1日目2日目は、やはりいつもと違う環境なので、娘が何度も起きて暴れてしまい、落ち着くまで病棟の廊下を抱っこして、点滴を押しながら何周も散歩していたそうです。

私は私で1日目はパパと娘のいないお家で寂しさと心配で何もできずに泣きましたが、2日目からは泣いてる余裕もないくらいの大変さ。

狭いベッドに娘と一緒に入り、おもちゃや動画などをなんとか使い、娘の気を引いたり(ベッドからおもちゃを落とすので、拾ってベッドに上がっての繰り返し)、病院食も全然食べてくれず1時間以上ご飯と格闘したり、鼻水痰の吸引で毎回暴れる娘を押さえつけながら、お腹の赤ちゃんが蹴られないように気をつけたり、病棟の散歩を要求する娘を片手で抱っこして片手で点滴を押しながら、お腹が張らないように冷や汗かいたり…。

正直、寂しくて泣いたのは初日だけで、2日目からは早くパパと交代して家に帰りたい一心でした(^_^;)

子が元気になっていくにつれて親が病んでいく

ありがたいことに、娘の容体はどんどん良くなり、入院3日目には目に見えてだいぶ元気になっていました。

それと引き換えに、どんどん悪化していくのがパパとママの体調。

入院初日から、風邪気味だった私たちの体調はみるみる悪くなり、特に咳症状がひどく、咳き込みながら娘のお世話をする日々。

お医者さんや看護師さんにも私たちの方が心配されていました。

そんな私たちを見かねてか、本来5日間の入院予定だった娘の血液検査の数値がかなり良くなっていたので、4日目で退院できることに!

内服薬に切り替えて、食欲も回復し、みるみる元気になりました。そう、娘は。

そしてここからは我々パパママの体調不良と戦う日々が始まりました。

診断は咳風邪。薬を飲んでも思ったより長引く…

娘退院後、ばぁばに預けて即二人で内科へ。感染症の検査の結果、流行病ではなく、一般的な咳風邪だとわかり、薬を処方してもらいました。

ただ、私が妊婦のため、長引くかもしれないけど基本的には自然治癒で頑張って治しましょうと言われ、言葉通り1週間以上、咳やだるさと戦っています。

パパの方は通常の薬をもらったからすぐに治るかと思いきや、退院後も娘の夜泣きが続き、妊婦の私に代わって夜泣き対応した結果、睡眠不足でこちらもなかなか回復の兆しが見えず…

こんなにしんどい風邪はいつぶりだろう?と思うくらいギリギリで生きていました。

結果、夫婦の絆は深まった

そんなこんなで、娘の発熱から始まり、細菌性肺炎の怖さ、初めての入院、付き添い入院の過酷さ、よりによってママが妊婦、パパママの風邪が治らない、などなど…非常に大変なことが続いたここ最近でした。

でも、プラスに考えれば

  • 妊娠中期だったのでまだ動けた

  • 娘がパパっ子だったので宿泊を任せられた

  • パパママ二人とも仕事より子どもを優先できた

  • 何かの時に駆け込める総合病院ができた

  • かかりつけの小児科を見直すきっかけになった

  • 夫婦で大変さを分かち合って絆は深まった

これも良い経験だったと後に笑えるように、備忘録に残しておこうと思います。

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