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開業しようと思ったきっかけ

どうも、未来院長のbayです。

今回は私が開業しようと思ったきっかけを書きてみたいと思います。

私は都内総合病院で泌尿器科医として勤務していました。泌尿器科医として一段落つき、今後の進路を考えていました。
私は将来どの様な医師になりたいのか、どういう医療を社会に還元したいのか。医師としてだけではなく私個人としての幸せ、人生の目標はなんなのか。こういうことを再度深く考える時期だったのです。

私の医師としての目標は

泌尿器科としての専門性を活かして患者さんが本当に必要としている医療を提供すること。地域医療を支えること。
そして、人生の目標は、とにかく家族と友人とhappyに過ごすこと。収入は高収入を目指すこと。

そこでいろいろなライフプランを考えていきました。

①このままずっと同じ病院で勤務医としてやっていく場合


メリット
臨床医としては文句のない病院でしたので臨床というポイントだけ見ればやりがいあり。周りの環境も慣れており非常に働き易い。地域にも還元できる。


デメリット
勤務医なので給料は頭打ち。病院の状況や人事によっていつどういう働き方、ポスト、給料になるのかわからない。将来のポストとしては泌尿器科部長。ただ、上にはまだたくさん先輩がいるのでいつになることやら。部長のメリットはなんだろう。


②研鑚を積むために大学院

大学院に進む選択肢はありませんでした。もともと私は研究や博士号には全く興味がなく、臨床好きでしたのでacademicな分野はあまり合わなかったんですよね。

③臨床経験値を積むために他の病院に転職

メリット
自分にあったいい条件の病院を選べる。それにより臨床経験の更なる研鑚ができる。給料や待遇は上がる。


デメリット
求人条件がいくら良くても実際に働いてみないとわからないギャンブル。引越しなど手間がかかる。

結局、勤務医は安定し保障されているけれど、自分の力でできる範囲が決まっている。自分の人生やキャリアが組織によって決められる側面が強いという壁にぶつかりました。これは医師だけでなく働いている人みんなの共通の壁ですよね。

医師も勤務医の場合は、やりたいことがあっても病院の規模や専門性によって限られています。

自分のやりたい医療、人生を実現するためには、やはり開業が1番良さそうだと考えるようになったのです。全て自分の責任でやっていかなくてはならないのでプレッシャーはありますが、人生死ぬ気で何かを成し遂げる。そしてそれが形に残る。こんなワクワクが待っていると思うとプレッシャー以上に希望にあふれています。

このワクワクとプレッシャーを読者の皆さんと共有しながら進んで行けたらと思います。

次回は開業することを意識し始めて、実際に何をして行ったのかについて書こうと思います。開業にも新規開業、医療継承があるのでその辺を書いていきます。

ではまた!

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