【ワイン×チーズ備忘録】モスカートとゴルゴンゾーラ・ピカンテ

今宵は晩酌にyellow tailのモスカートと世界三台ブルーチーズのゴルゴンゾーラ・ピカンテをいただきました。
とはいってもチーズは先日別のワインを飲む際に購入したイタリアチーズ盛り合わせの余りだったのですが。

チューハイやビール、カクテル等比較的アルコール度数の低いお酒(〜10%程度)を好んで飲んでいた頃に初めて飲んだイエローテイルブランドのワインがこのモスカートでした。
ワインといえばアルコール度数が高く、飲み口や味わいもきつめであまり親しめなかった頃に、ワインに挑戦してみたい!と思い立ち「ワイン 初心者」で検索して辿り着いたのがこちらでした。
ちょうど近所の関西スーパーで取扱があり、750mlの容量に多少怖気づきながらも購入したのですが一口飲んでカクテルのような軽い口当たりと甘さ、アルコール感のなさに引き込まれその日のうちに一瓶空けてしまいました。実際にアルコール度数は7.5とワインの中ではかなり低い方なのですが、フルーツの甘さと華やかな香りのおかげで同じ度数の下手なチューハイより遥かに飲みやすく感じました。

…と、当時(とはいっても数ヶ月前)はかなりお気に入りだったのですがこの間にワインに関する書籍を読み少し知識をつけ、実際に赤白各数種類ずつ飲み比べをしてから戻ってくるとどうも甘さがくどく感じてしまって。
舌が大人になったんだナーなんて思いながらも飲んでいたのですが、ふと冷蔵庫にチーズが余っていたことを思い出し合わせてみることにしました。

3種類の盛り合わせで唯一残してしまっていたゴルゴンゾーラ・ピカンテ。見た目からガッツリ青カビチーズで、舌にピリッとくるような苦さがあり結構クセが強い。
購入したその日は、辛口でありながらも爽やかさと華やかさがしっかり前面に出ていて飲みやすいNZのソーヴィニョン・ブランと合わせたのですが辛いワイン×辛いチーズで刺激が強く、食べるのが少し辛かったのです。


しかし甘いワインと合わせてみると不思議。チーズの刺激とワインの甘ったるさが見事にマッチして驚くほどスイスイ食べ進めてしまいました。青カビの苦さも気にならずむしろ良いアクセントに。ワインの甘さも程よく打ち消されとっても美味しくいただくことができました。


改めてチーズ×ワインのマリアージュの魅力を思い知り、備忘録としてnoteに残した次第です。

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