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妊娠出産を経て、出会いに感謝した話

こんにちは。ななかなです。

先日、私の中で本当に思い切った、大胆な行動に出たので、その話をしたい。
結論から言うと、X(旧Twitter)で知り合った方とお会いしてきた話。

◆Twitterを始めたきっかけ


Twitterを始めたのは、大学1年生の頃。
今からだいたい15年前くらいかな、
(未だ"X"って言い慣れないのでTwitterと
言わせてください笑)
それまではmixiなんてものもやっていたけど、
あまりSNSは
得意ではなくてほとんどが見る専門だった。
でもTwitterは違った。
その時その場で思ったことを簡単につぶやけて、発信できて、友達ともコメントのやり取りとか「イイネ」機能もあったり、画像も簡単に投稿できたり、今に至るまで長く愛用している。

◆初めて作ったサブアカウント


それは二人目を妊娠した2022年夏の話。
「つわり」の症状が一人目の時をはるかに上回り、
嘔吐、貧血、食欲低下、光、音、におい、唾液過多等…
自慢じゃないけど「つわり」の症状といわれるものは全て経験したと思う。

そしてそんなつわりがピークに差し掛かっていた9,10週の頃、在宅勤務中、座っていても気持ち悪くて辛くて、ガチ泣きしながら仕事をしていたんだけど、PCの画面を見ているだけでも嘔吐寸前、体を起こしてるのもしんどくて、頑張れなくなりそのままダウン、翌日から休職した。

その日からというもの、横になりっぱなしの生活が始まり鬱気味で天井を見ながら、
「ああ、なんで私って生きてるんだろう…〇にたい…辛い…しんどい…生きてるのが辛い…」
なんてことを何億回考えたか分からない(笑)
(生まれて来てくれた息子は当たり前に大好きだよ!!産んだ後悔なんて微塵もしてないし、でもそれくらいつわりは人間を、、メンタルを崩壊させてくる泣)

家事・育児はほぼ100%夫、夕飯は母に来て作ってもらい、私は顔面蒼白な状態で娘(当時2歳)を保育園へお迎えに行き、入浴させる生活をしばらく送っていた。
(つわりは特に夕方から本気出してきて送迎時やお風呂の時に🐸することもしばしば...)

そしてその時期よくYouTubeで”さくちゃんネル”のつわり動画を見て(聞いて?笑)た。その中でさくちゃんネルが言ってたこと、それは

"Twitterで仲間を探してください。

今この時同じようにつわりで苦しんでいる人がいっぱいいるから。"

1日中横たわって、指先くらいしか動かせなかった当時の私、藁にもすがる思いでTwitterでサブ垢である”マタ垢(マタニティアカウント)”を作った。

◆マタ垢のフォロワーさんの存在


サブ垢を初めて作り、さくちゃんネルの言っていた通り、同じ妊娠週数のマタ垢さんを片っ端から探してフォロー。
みーーんな、私と同じようにつわりに苦しみ、上の子の育児に苦しみ、辛い体に鞭打って出勤するフォロワーさんたち、お互いいいねし合ったりコメントして励ましあったりしてきた。

顔も名前も知らない、sns上の知り合いだけど、31年間の人生で一番苦しかったつわりや妊婦生活、そして出産を乗り越えられてきたのは家族の支えはもちろん、マタ垢のフォロワーさん達の存在も本当に大きかったと思う。
産後の今は、2人育児の大変さについて励まし合い、共感し合っている。
戦友だよ、本当に。

そしていつしか、

"お世話になったフォロワーさんにお礼がしたい。
これからも一緒に頑張ろうって自分を鼓舞する為にも(笑)、会って話がしてみたい。"

こう思うようになった。

sns上で知り合った方と会う…

当然、夫や実母には
「やめておいた方がいい」と反対された(笑)

でも、決めたら割となんでも行動に移す私、
気がついた時にはフォロワーさんに
「会いましょう!」って声を掛けてたよね(笑)
しかも、そのフォロワーさんも快く
「会おう!」と言ってくれて。
めちゃくちゃ嬉しかった。
でも、それと同時に心臓もバクバク言い始めた。

◆待ちに待ったフォロワーさんとの対面
そして遂に約束の日。
上の娘を保育園に預け、下の子を連れてそのまま駅に向かい約束のお店へ。

今回はお互い下の子を連れてのランチ会。
最寄駅が近づくにつれ、心拍数が上がり、口の中も乾いて足の裏がぞわぞわ笑
抱っこ紐にいる息子への声掛けも無駄に多くなる。

めちゃくちゃ緊張してきたぞ…笑
でも、もう後戻りはできない…!!!(笑)
つ、着いた…い、行くぞ息子よーーーっ!!!

ガチャ…チリンチリーン(店のドアを開ける音w)

遂に対面…!
緊張の糸が一気にほぐれ、自然と笑顔が。
そして初めて会ったはずなのに、お互いどんどん話題が出てきた。
フォロワーさんも当然、このお店に来るまで同じように緊張していたみたいで。
つわりの頃の話も、今の育児が大変なことも、復職のことも、短い時間だったけどたくさんお話できた。

帰宅した後も余韻が続いて、勇気を出して会って来た自分がどこか誇らしくて、嬉しくて、達成感もあって。
お会いできて本当によかった…!!
あの時、勇気出してよかった。
育休中の夢が一つ叶ったよ(泣)
ありがとう。


今日この時この瞬間も、つわりに苦しみ、
子育てに奮闘している仲間がたくさんいる。
みんな、今日もがんばろうね、
そして、毎日お疲れさま。

人生は一度きり、今後も後悔のないように生活していきたい。

では、また。

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