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【深堀アーセナル】マイクラブを全選手採点してみます

いきなりでごめんなさい。今回は今まで駅伝以外の発信をしてこなかったわけなんですけど、私はサッカーファン、そしてグーナーでもあるため今回は1回目で全選手採点の記事を書かせていただきたいと思います。


ルール

ルールはプレチャンさんとほぼ一緒です。
SSがシーズンMVP、Sが1年間主力でやってくれた最大限の感謝
AはSよりはちょっとケチがついちゃう選手
Bは主力として物足りない選手といぶし銀の活躍をした選手
Cは一歩足りない、Dは正直は2歩足りない
Eは測定不能です。もしくはピッチ外でやらかしがあった選手です

ではポジション順に書かせていただきます

GK編

ダヴィド・ラヤ:A評価

正直沢山異論が出るかと思いますが個人的にはS評価と迷いました。最終ラインからのビルドアップやロングボールの精度はラムズデールを一線を画すクオリティーを提供、今シーズンの最大のアップデート要素だったと思います。ただ序盤のなんで?という失点やチェルシー戦での失点などケチがつく要素が有ったのでA評価とさせていただきました。

アーロン・ラムズデール:D評価

今シーズン出番が著しく減ってしまったラムズデールですがごめんなさいD評価ですね。ラヤに定位置を奪われてしまい、リーグ戦で数少ない出番だったブレントフォード戦では試合勘のなさを露呈してしまいました。明確なラムズデールの短所としてビルドアップ面での危うさがあると思いますのでそこを改善しない限りアルテタ監督から出番を与えられることはなかなか難しいのでは無いかなとも思います。

DF編

諸事情によりサリバは後回しにさせて頂きます。

ガブリエル・マガリャンイス:S評価

今シーズンDFのリーダーとしてアーセナルを支えた選手ですがシーズン序盤は謎にお預けを食らっていたのですよね。なんと初スタメンは4節ユナイテッド戦でこの試合では決定的なオフサイドを獲得し勝利に貢献しました。そこから1部ターンオーバーをした第10節シェフィールド戦を除きすべての試合に先発出場。鉄壁であり鉄人であり続けました。

ユリエン・ティンバー:E評価

はい。そもそも評価をするか迷う選手でした。出場したのは第1節と第38節。ただ個人的には守備の強度はキヴィオルよりも強く足元はジンチェンコと同程度に柔らかく来シーズンに期待したいですね。

ベンジャミン・ホワイト:S評価

  • はい、イングランドが生んだクール・ガイは今シーズン代表の首脳陣との軋轢が表沙汰になりましたが、アーセナルでは素晴らしい日々を過ごしました。シーズン序盤からずっとスタメンで主力として張り続け、中盤からはキヴィオルが相方の時の偽サイドバック戦術にも適応。監督にコミットし続ける彼はまさに「仕事人」でした。私生活でフットボールに触れないのも含めて。

冨安健洋:B評価

最終節でチームを救うゴールを決めた冨安ですがこの評価です。出れば素晴らしい選手で特に序盤は出るたびにチームのビルドアップを整理し、勝負所が続いたチェルシー戦以降すべての試合でスタメン出場。連勝に貢献しました。ただやはり怪我が多かったですよね。ホームウルブス戦で負傷して以降ほぼ4か月不在、この時期は森保一氏などに憎悪の感情を覚えました。監督からの信頼は充分なだけに来季は重要な試合だけ出場してほしい選手になりますね。

オレクサンドル・ジンチェンコ:B評価

ジンチェンコはB評価です。序盤出場が多かったものの守備の軽さを露呈、後半戦はベンチで過ごす時間が多くなり、スタメンで出ても長所だったオン・ザ・ボールでのミスがどんどん増えていった印象です。ある程度守備には目をつむってもなかなか重要な試合で起用しにくいのが一つ厳しいところではあります。

ヤクブ・キヴィオル:B評価

キヴィオルは今シーズン良いシーズンを過ごしましたね。リバプール戦でジンチェンコが怪我して以降、7戦連続でスタメン出場、活躍し危機に瀕したチームを支えました。対人の強さを発揮しました。ただネガティブ・トランジションが遅くホームポルト戦で何度かピンチを招くなどが気になるのでそこは改善してほしいと思います。

セドリック・ソアレス:D評価

さて評価するべきかはわかりませんがセドリックはDです。彼の貢献は主にロッカールームでの兄貴。ピッチ外で支えることが年々チームが強くなるにつれ増えていきました。退団が発表されてますが兄貴には感謝の気持ちを述べたいですね。本当にありがとうございました。

MF編

カイ・ハヴァーツ:A評価

尻上がりに調子を上げていったのがハヴァーツでした。序盤のユナイテッド戦では常に困り顔見せましたが、2ゴール目のブレントフォード戦以降自信をどんどん取り戻していきそのあと11ゴールを決めています。しかも高さも使ったポストプレーもうまく、CFも控えとるだけで良いのでは?と思わせる活躍を見せました。来シーズンはシーズン中常にエースとしての活躍を期待したいですね。

マルティン・ウーデゴール:S評価

今シーズンも怪我しらずの主将は圧倒的な巧さとキャプテンシーでチームを牽引。常に違いを見せ続けました。今シーズンはゴール・アシスト数以外はもう完璧でしたね。攻撃で華麗なプレーを見せたと思えば、貪欲なプレスでチームを引っ張り、続けました。象徴的なのはホームでのユナイテッド戦の失点後ワンプレーでのゴール。プレーでも精神でも支柱でした。
来季はゴール・アシスト数の増加を期待します。今シーズンがだいぶ下ぶれていた気もしますが…。アシスト期待値よりは少ないですしね。

トーマス・パーティー:Ⅽ評価

トーマスはC評価です。まずいなさすぎる!フラム戦で消えたあと秋少し復帰したものの10月のチェルシー戦以降再離脱。戻ってからもかえって来ない試合勘戻らないパス精度に、グーナーはヒヤヒヤし続けました。中盤はジョルジーニョの方が信頼されてましたし、トーマスは本領を発揮してほしいです。

デクラン・ライス:S評価

デクラン・ライスは勿論S評価です。シーズン序盤はおりすぎと指摘されますが守備面で潰し屋として八面六臂の大活躍。シーズン中盤にジョルジーニョという配球のスペシャリストを相方に手に入れると、昨シーズンのジャカ・ロールで無双。パーティーがスタメンに復帰後も継続し最終的には7ゴール、8アシストでまさに縦横無尽の活躍です。来年はできればアンカーの時の配球面特にボール受ける際のポジショニングを改善すれば完璧です。

モハメド・エルネニー:D評価

さて長年アーセナルを支えてきた太陽神・エルネニーはGOD評価Ⅾ評価です。バイエルン戦、ヴィラ戦の後のロッカールームを支えたりと兄貴として精神面を支えました。ヴェンゲル期から支えた一人として最終年は殆ど出番はありませんでしたが、感謝したい選手の1人ですね。

ジョルジーニョ:B評価

ジョルジーニョはB評価ですね。彼は本当によくしていただきました。先発は少ないのですが中盤でライスと組むとお互いの長所・短所をうまく補完しあい、正直序盤からもっと見たかったボランチコンビでしたね。ぜひ将来のアーセナルの監督としてみたい存在で、個人的には近年のベスト補強だったと思います。

エミール・スミスロウ:D評価

めちゃくちゃ迷いましたね…。今年は昨年以上に可能性を感じる瞬間はかなり沢山あった印象で、実際にxGも1.98と普通にしっかり有るのですよね。ただ相手のGKに止められることが多かったですね。24-25シーズンはビハインドを背負った状況でバックス一人変えてお願いスミスロウ!みたいなシーンが見たいなと思っています。

ファビオ・ヴィエイラ:D評価

ファビオ・ヴィエイラはD評価ですね。多分ここは結構厳しめの評価だと思います。ウーデゴールやサカの控えとして起用されることが多かった彼ですがちょっと今シーズン厳しかったですよね。
右WGとしては突破力がないので厳しいですし、ウーデゴールは怪我しませんでした。何より冬の1番苦しかった時期にチームにいなかったのが苦しかったですよね。

FW編

ブカヨ・サカ:S評価

我々のゴッド・チャイルドは今シーズンも大活躍。第1節でスーパーゴールを決めるとPK含む16ゴール。戦術における依存度はチームで1番高かったと思います。最終節のマルティネッリが永遠に縦突破した後のビジョンがほとんどなかったのが象徴的でしたね。来シーズンはカットインできるドリブラーを控えで獲得したいところです。

ガブリエル・ジェズス:Ⅽ評価

今シーズンのジェズスは非常に厳しかったですね。あのポジションで4ゴールは流石に厳しかったですし、期待値が6.38とシュートでかなり力む癖が相変わらずでした、ただキープ力は抜群でサカの負傷時には彼が右WGをやるのは彼が1番うまかったです。正直最終節もジェズスを右WGで見たかったなぁと思いました。来シーズンですが個人的にはサカのところで書いたことと矛盾しますが。彼を右WGの頭数に補強費を節約できるのでいいかなとは思います。

ガブリエル・マルティネッリ:B評価

苦しんだガブリエル・マルティネッリはB評価です。序盤から左サイドの混沌にかなり苦しんでいおり徐々にトロサールが結果を出していったことにより出場時間を減少させてしまいました。ただ昨シーズンよりもマルティネッリが本人自身も不調なのは確かなのですよね。決定力が売りの一つのマルティネッリですが今シーズンは期待値を下回り決定機ミスは昨シーズンと同じ5回(sofascore参照)でした。ただドリブル中のビジョンは昨季より改善が見れましたから、来季はもっと決めるマルティネッリが見たいですね。

レアンドロ・トロサール:A評価

結果にコミットする。今季のトロ・サールを象徴する言葉がそれでした。序盤の限られた出番の中で少しずつ結果を残し終盤はもう常に決定的な仕事をし続けました。期待値7.9の12ゴールは昨シーズンのマルティネッリのお株を奪う決定力で、やはり今季シュートのうまさはアーセナルピカ1でしたね。ただ序盤の出場時間がやはり少し限られていたためにA評価です。本当にありがとうございました。

エディ・エンケティア:C評価

エディはC評価ですね。開幕ゴールや、シェフィールド戦ハットトリックなど結果を残したタイミングは充分にあったと思います。ただハヴァーツの台頭と同時にどんどん出番を減らしていき、必要な場面はチームがものすごし苦しところでほとんどボールも回ってこずできる事はやったと思いますが、来シーズン以降はCF4番手とかなり苦しいポジションになると思います。

レイス・ネルソン:Ⅾ評価

ネルソンも今シーズンは厳しかったですね。昨季インパクターとして印象的な活躍した、今シーズンは殆どインパクトを残せなかったのですよね。
ゴールもアシストも0で左は飽和状態のため右での出番が多くなるなどかなり苦手なことが多い印象でした。彼の立ち位置がどうなるかがちょっと不透明なのが気がかりです。

シーズンMVP:ウィリアム・サリバ

はい私シイタ選定のアーセナルのシーズンMVPはウィリアム・サリバです。チームが混沌を極めた序盤戦から自身の力を最大限発揮し、1枚剥がして前につけたりするなど足元のうまさ、危機的状況を一人で止める対人守備の強さも、高さも十分でチームに100%貢献し続けフィールドプレイヤーなのにリーグ戦全38試合出場はもう惚れてしまいます。もう最高でした。

後書き

ということで今回はアーセナルの全選手採点をさせて頂きました。6月中にもう何個かアーセナルの記事も出すかなと思いますのでぜひよろしくお願いします。

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