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緻密に組み立てられたシャニマスのキャラクターの論理





この記事では、『アイドルマスターシャイニーカラーズ』のキャラやシナリオ内に存在する法則について考察していきます。

はじめに

先に言っておきますが、この法則は100%そうなっているものではありません。緻密笑、論理笑。
「こういう傾向があるのかなぁ?」くらいの考察になっていますし、考えを発展させるために空論をいうこともあります。
気持ち半分でお読みください。あと既出のネタだったらごめんなさい。

アイドルマスターシャイニーカラーズ(以下シャニマス)のキャラクターはおそらく『似たもの同士は惹かれあう』という法則があります。

まず簡単な例をあげると、アンティーカとかシーズそうじゃないでしょうか?
アンティーカのメンバーは全員、家族と疎遠だったり。
摩美々や霧子は家族と同棲してますが、摩美々は叱られないことでああなりましたし、霧子は父が多忙で家族みんなでご飯を食べることが少ないとコミュで言われてますし。

シーズは単純に、美琴はアイドルとしてのプロフェッショナルはあるがライフは欠けてる。
にちかは生活能力は高いがまだワークは未熟。
ワークとライフ、どちらかが欠けたもの同士といった感じ。

イルミネは全員同学年ですしね。これもおそらく意図的。

この考えを発展させていくと色々面白いものが見えてきます。まずユニットについて話しましたがこの考察は越境の話がメインになります。

その前に、一つこの考察に重要なファクターがありますので共有します。

シャニマスの色の認識についてですね。
シャニマスは赤、ピンクの色に「主人公性」を持たせています。
イメージカラーが当てはまるのは真乃、恋鐘、果穂、智代子、甘奈、あさひ、円香、美琴ですね。一部例外もいますがユニットの顔役のアイドルは基本、赤系統の色になっています。
あさひってビジュアルからあんま「赤」の要素って感じられなくない?でもそれは「主人公性」の色だからイメージカラーは「赤」でいいんです。
プロデュースアイドルはピンクですしね。

その反対の青、青は大人しめのアイドルが多いでしょうか?灯織、霧子、結華、凛世、透。こちらも例外はいますが、プロデュースアイドルに対してサポートアイドルは青。まあ青は今回触れません。

今回大事なのは、赤系統の色に「主人公性」を持たせている、というところなのでそれだけ覚えといてください。

イルミネとノクチルから考える

『似たもの同士惹かれあう』、ここでいう『似たもの』の認識で大事なのはおそらく「色」や「特徴」。
しかし、ごめんなさい最初から例外を出して考察します。

イルミネはどのアイドルマスターシリーズにも必ず存在する御三家ユニットですね。イメージカラーが赤、青、黄の信号機ユニット。
ノクチルは御三家の青、赤、黄に紫が追加されたアイドルユニットです。

イルミネとノクチルの三人はそれぞれ対応するアイドルになっているんだと思います。
真乃と透
灯織と円香
めぐると雛菜

ここでさっき言った例外ですね。
透と円香は例外です。色の縛りから外れたキャラなんです。
透はもともと臆病でジャングルジムに登れない「青」の少女、しかしシャニPと出会ったことで「主人公性」を手に入れた。だからイメージカラーは青のままユニットの顔役をしている少し外した子なんです。
円香はその相方なんで赤。

話を戻します。
さっきあげた三組はそれぞれちょっと共通点があるんですよ。

真乃と透はユニットの顔役、「主人公性」を持った二人。どちらもスカウトされて一度断る。
その二人が繋がるのは『アジェンダ283』。FILAもこの二人でしたね。

灯織と円香は最初シャニPに冷たいんです。どちらもチャームポイントはほくろ。この二人は『斜陽』で繋がります。

めぐると雛菜はイメージカラーは黄色、この二人はWING優勝後にシャニPに「好き」と言う人たち。
この二人は『283をひろげよう』で繋がりますね。

この三組、なんとなく色々合わせられている気がしませんか?二組は大事な越境イベコミュで繋がっているわけだし。

根拠が弱い、こじつけとか偶然じゃないのか、あと灯織と円香はただの越境のサポカじゃないか、と言いたい気持ちはわかります。

それには理由があって、灯織は円香以外の『似たもの』とイベコミュで繋がる重要な役目があったんです。

もう察してますね、『線たちの12月』です。

『線たちの12月』の一サイドは灯織とルカの物語です。この二人最後は仲たがいしましたが途中仲良くなりますよね?

灯織とルカも『似たもの』じゃないですか?どちらも先人の影響でアイドルになってますし、最初Pに冷たい属性、地毛は黒髪、特徴的なツリ目、Luna…
ノクチルが特殊なんで言いませんでしたがCOLORFUL FE@THERSのチーム分けも一つの要素だと思います。
『線たちの12月』は灯織とルカじゃないとだめだったんだと思います。

なんか他の越境イベコミュも『似たもの』を集めてそうじゃないですか?
一つ例を出して根拠を強めていきます。

『ロングログエンドロール』、これ結華以外はユニットから二人ずつ選ばれていますよね?

冬優子と愛依
甘奈と甜花
果穂と夏葉

「オタク」と「ギャル」……?
冬優子はオタク、愛依はギャル
甘奈はギャル、甜花はオタク
果穂はヒーローオタクか……?でも夏葉はギャルではないだろ。

じゃあ視点を変えて色を見てみます。

果穂は赤、夏葉は緑
甘奈は赤系統(ピンクですが主人公性の色でこう記します)、甜花は紫
冬優子は緑、愛依は紫

赤、緑、紫の三色、偶然ですかね?なんか意図を感じませんか?

更にもう一人紹介したい子がいるんです。
こちら、お待たせしました。福丸小糸ちゃんです。

小糸は御三家の三色に足されたアイドル、中学生時代は三人と一人だし。
他三人はイルミネと繋がってるとして、じゃあ小糸は?
誰だと思いますか?大事なのは「色」と「特徴」……

イメージカラーが「紫」の全員ですね。

摩美々、甜花、愛依、この三人の要素を少しずつ摘ままれているのが小糸なんです。

癖のある二つ結びで、叱る人の小糸と叱られる人の摩美々、自分より明るい妹がいる甜花、幼馴染と他で性格が変わる内弁慶、二面性とも捉えられますよね?これは愛依から。

『似たもの同士は惹かれあう』、なにかしら関係性を持つんです。しかもイベコミュで。
だから聖歌隊のセンターは愛依と小糸。

先ほど話しました。イルミネとノクチルは繋がっている。
さらに灯織とルカも。

ってことはイルミネとコメティックも繋がりそうじゃありませんか?

真乃と羽那を見ていきましょう。櫻「木」真乃、鈴「木」羽那。木はシャニマスのアイコンである鳥にとって大事な場所です。羽那もスカウトされて一度答えを保留にする。
そして、ビジュアルは青っぽい?ですかね、髪色とか。でもイメージカラーは真乃に近いピンク。チームはStella。

めぐるとはるき。バスケ(っぽい?)練習を中断して自分から声をかけてくる助っ人のめぐる、ライブが終わって自分から声をかけてくる助っ人のはるき。めぐるは利他主義者、はるきは理由はまだわかりませんがWING編でやたら「人を感動させる」と他者を意識している。
はるきのイメージカラーは意外にも黄色。チームはSol。

「はるき」いくらでも漢字あてられそうじゃありませんか?でもひらがなで「はるき」。

明らかに色を合わせられてますし、コメティックもイルミネを意識して作られたユニットなんでしょう。

じゃあ、なんでルカは灯織の「青」ではなく「黒」なんでしょう。

先ほど小糸は複数の人間と同じ要素をもっていましたよね?
シャニマス、結構複数と『似たもの』になるんですよ。

ルカは過去、美琴とユニットを組んでいました。が、何かしらの理由で捨てられた。

「赤(美琴)」に捨てられた「黒(ルカ)」
「赤」は主人公性の色です。いますよね?主人公っぽい人に捨てられた「黒」が。

「赤(なみ)」に捨てられた「黒(天井)」
ルカは天井とも『似たもの』なんです。この二人ちゃんとイベコミュで繋がりますし。

やはりシャニマスのキャラクターやシナリオはとても考えられていて緻密に作られているんでしょう。
なので今後、越境のイベントコミュのアイドルの組み合わせは、この『似たもの同士は惹かれあう』という可能性があると思います。

にちか何者?

この考察の本編は以上です、が、この法則から今後の物語について予想していくことができるんじゃないかなって思い少し書いていきたいと思います。

この先はより根拠が曖昧な領域に発展していきますので上の考察で満足された方は充分です。大丈夫です。お読みいただき本当にありがとうございました。

で、タイトルの通り七草にちかの今後の物語について考察をしていくのですが、ネタバレにはならないと思います。
もう一度いいますが根拠もあまりない超超超空論ですしね。私たちの想像を超えるシナリオをいつも届けてくれるシャニマス君です。多分当たらないです。
こういう可能性があるかもー、こうだったらなんか素敵かもねーとくらいに思っておいてください。

上に記した法則の『似たもの』、にちかって誰と『似たもの』になるんでしょうか?

イメージカラーが緑のアイドル?それとも姉がいる甘奈とか凛世、愛依?
もしかしてルカ?二人ともルーツはなみですし、美琴の相方という共通点?

私はこの二人だと思います。

めぐるとはるき。
共通点を探していきましょう。まず、めぐるも言っています「漢字ひらがな」の名前。この二人はシャニPに自分から声をかけてくる、にちかも自分から声をかける。二人は何かの助っ人、正規の人ではない、にちかは283プロは研修からで最初は正式に所属してない。三人ともチームSol。
充分『似たもの』じゃないですか?

ではこの二人にあって、にちかに無いもの。
上の考察で述べました、利他の精神。それと二人のイメージカラーは黄色でにちかは緑。

今後のにちかの物語は、『利他の精神を手にし、誰かのために尽くせるアイドルになる』という物語になるのでは?と思います。

/ えー!? \

ではどのように進んでいくのか、それを読み解くためにちょっと別の話を挟みます。

にちかはまだLanding Point編(以下LP)が実装されていませんね。LP、めぐるの内容に少しかぶせてくるんじゃないかな?って。

しかし、LPのシナリオは色々読んでみましたが、先ほど言った『似たもの』でもあまり共通点が無いんですよね。それぞれ独立したストーリーに発展してします。
若干、ほんの若干かぶっているものといえば、真乃と透のテーマはやや近しいものだったり?迷いとか道の話だから最後車で終わったり?いや微妙。

ただこれは意識しているかもなって思ったのが、めぐると雛菜。内容は全然違うんですけどね。
めぐるのLPの要素を抜き出すとざっくり「小学生頃の話」と「お礼をする話」ですね。
雛菜は「アイドルが終わった後の話」です。ですが、コミュ内で雛菜は引退する芸能人のステージ参考にして持ってきた企画が「ノクチルの小さいころの写真」を使ったものなんです。

なんで?「アイドルが終わった後の話」なら他にもっとふさわしい企画があるんじゃない?
うーん、理由は雛菜はめぐるを意識してできたキャラだからかもしれません?????

だったら、にちかもそうしそうじゃないですか?
「小学生の頃の話」や「お礼の話」。
このネタがたくさんありそうじゃないですか。七草家には。

では、話を少し戻してめぐるとはるきにあって、にちかには無い「利他の精神」について。

確かににちかには無いんですけど、にちかに近い人物がこれの象徴なんじゃないかってくらい利他主義者なんです。

もちろんはづきさんです。自分以上に家族や事務所のために頑張る人、素晴らしいお方です。

にちかははづきから引き継ぐ人なんです、おもちゃも夢も。
ジムシャニは、はづきがテレビに映る煌びやかなステージを見つめるところから始まりました、だからにちかはアイドルになった。
言ってましたよね?これ超重要なセリフに思えません?

(アイドルマスターシャイニーカラーズ事務的光空記録 作 夜出偶太郎様)

はづきはにちかがアイドルになることに反対していました。
そのはづきが認めることで「利他の精神」を引き継ぐのではないのでしょうか。

そして黄色の要素、にちかのイメージカラーは緑です。
黄色になるためには何を合わせる必要があるのか。
「赤」ですね。
何回も言いましたよね?「赤」は「主人公性」の色。

もちろん美琴は「赤」、『アイムベリーベリーソーリー』では練習を見てもらう師弟のようなシーンがありましたね。

もう一人、にちかに近い「赤」の人。
イメージカラーは黄緑ですが、実は主人公の要素がある。シャイニーの日に彼女目線のシナリオが描かれて、最近主人公の漫画も始まりましたよね。
「赤」の要素も持っている。

七草はづきも「主人公性」を持った人間なんだと思います。
復刻しました『YOUR/MY Love letter』主人公はアイドルだけじゃない。

にちかは八雲なみにあこがれた。しかしトリビュートギグは辞退しました。にちかは「赤」にはなれなかったんです。

しかし、「赤」の要素がある人物から認められ引き継ぐことで「緑」から「黄色」へ、利他の精神を持った誰かのために尽くせるアイドルとして成長する。

これがLPおよびそれに続くイベントコミュのストーリーになっていくと予想します。

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