見出し画像

3月に読んだ本 2冊


3月に読んだ本、2冊についての感想です。

7つの習慣

画像1

数年前に夫に勧められたときには全く読む気になれず、数ページで断念していたのですが、今回はあっという間に読み終えてしまいました。
夫の持っていた1996年出版のものを読んだのですが、読み直したくて完訳版も購入。2冊を見比べながら、ゆっくり再読しています。

特に印象に残ったのは、第一章の「影響の輪」、
自分でコントロールできるものに集中することで、主体的に生きることができるという話。
「もっと早く起きて手伝ってくれればいいのに!」「もっと自由な時間があったらできるのに!」と、ついつい人のせい、周りのせいにしてしまうこと、身に覚えがありすぎて反省。

あと、第三章の時間管理のマトリックスも、わかりやすくて納得。
仕事でも、育児でも、余裕がないときはいつも第一領域(緊急かつ重要なこと)に追われて消耗しているなと。
私にとっての第二領域(緊急ではないが重要なこと)はなんだろう、と考えたときに思いついたのが「早寝早起き」と「知識・考えのアウトプット」でした。
それで今日も早く起き、家事はとりあえず置いておいて、家族が起きだす前にこれを書いています。


神経症組織 病める企業の診断と再生

画像2

大学時代の恩師にいただいて、パラパラと眺めたまま読まずにいた本。
企業の経営上の問題を、その背景にある組織全体の病として捉え、精神分析の視点から見立てていく過程がすごく面白かった。仕事をしていた頃のことを思い返しながら読み終えました。

学生時代はコミュニティ心理学を専門に実践研究をしていたので、その頃にちゃんと読んでいたら得られるものがあったかなぁと思ったり。
スクールカウンセラーとして学校コミュニティに介入していた頃に読んでいたら、もっとなにかできただろうかと思ったり。

でも結局、夢中になって研究・仕事に取り組んでいた頃から時間が経って、距離ができたからこそ、
面白く読むことができたのかも、とも思います。

また仕事を再開する頃に、読み直したいです。



この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?