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HER2陽性乳がん🌸記録⑮『ドセタキセル』しびれ予防策

最も恐れていた抗がん剤『ドセタキセル』

「貧血」により延期になっていたが、処方された鉄剤の服用(3週間)で【ヘモグロビン濃度】が基準値近くまで回復し投与決定。

いちばん不安な副作用😥
『末梢神経障害(手足のしびれ)』

どの程度のしびれ?
必ず出るの?

右下肢3関節とも変形性関節症で日常に動作制限がある。
それに「しびれ」まで加わる…

不安な気持ちを主治医に相談。

「ドセタキセルの4回投与ぐらいで〈しびれ〉は出ません」

またもやバサッと切られてモヤモヤが残っただけ😑

こうなったら自分で情報を集めるしかない!
ネットで「投与中の手足の冷却でしびれ予防」なるものを見つけ、それに関する情報を読み漁った。

《冷却グローブ・ソックス》

専用の物があるけれど、病院によってその有用性に対する見解が分かれるらしい。

化学療法室に完備している病院もあるが、残念ながら私の病院には無い。

自分で用意しようと思い看護師さんに相談してみた。

すると「自分の手より小さい手術用手袋を2枚重ねてはめる」という予防策をとっていると知りました。

タキサン系抗がん剤(パクリタキセル・ドセタキセル・アブラキサン)を使用する事により末梢神経が障害され、手足がしびれたり感覚が鈍くなったりする事があります。
小さめの手術用手袋を抗がん剤治療中および前後30分に装着する事で手指の血流を低下させ、末梢神経への抗がん剤の影響を軽減させる事が出来ると言われております。

※病院のパンフレットから抜粋


圧迫でも効果があるんだ…それなら足の方は自分で用意できそう。
「メディキュット(着圧ソックス)」が良いかな🤔

看護師さん
「一応、先生に確認して下さいね」
私の心の声
「え…ダメって言われたらどうしよう」

イヤだな…余計なこと(私には大事だが)聞くと不機嫌になるし…
でも勇気を出して聞いてみよう!

主治医
「良いんじゃないですか」

え?あっさり了承してくれたよ~逆にびっくり(笑)
早速準備!

・膝丈の着圧ソックス(つま先・かかと部分あり)
・メディキュット(太ももまでのロング丈)

念には念をで2枚重ねする事にした。

とりあえず練習で履いてみたが、2足とも定位置におさめるのは結構大変💦

でも〈しびれ〉のリスクを軽減できるなら頑張るしかない。

膝丈の方を先に履いて上にメディキュットを重ね履きした状態で病院に行こうと思ったが、かなりの圧迫度があってちょっと辛い。

血液検査や事前診察があるし、その状態で移動したり待ったりするのは無理だよね…

結局、化学療法室に入ってから履く事に。

次回『ドセタキセル』初回投与時の様子をお話しします。

最後まで読んで頂きありがとうございました🍀




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