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〔94〕世界と地域社会を律するエントロピーの法則  7/19 加筆7/20修文完了

〔94〕白頭狸の時務随想 人類社会を律するエントロピーの法則
 地球上の人類社会のなかに存在する地域社会すなわち「国家」をそれぞれ独立した「熱力学系」とみなした場合、当該社会の内部に発生する変化と進行が「エントロピー増大法則」に従うことを七月十四日の〔93〕で書いた白頭狸は、翌日早々に起床し(株)戦略思想研究所の洞察帝王学指南中伝を講義するため東京に向いました。
 新幹線のなかで本日の講義内容について考えようとしたところ、前日に考得始めた「社会学のエントロピー的解釈」が脳裡を去りません。そこで中伝のテーマを事前の予定から変更し「人類社会を律するエントロピーの法則」として講義を終えました。
 昨日の中伝に参加された諸兄姉の多くはこのnote〔94〕 を御覧になる筈ですから、以下では昨日の中伝で言い足りなかったことを述べていきたいと思います。中伝に参加されなかった方々も、〔93〕と〔94〕の間をご自身の洞察で埋めることは大して困難でなく、むしろ洞察力の発揮に繋がるものとして、ご了承ください。

 所用がありますので中断し、今夜に続きを書きますが、例によって後は有料領域になります。

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