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〔26〕有料稽古の12 白頭狸の第二運の実例検証 2/22

「26」有料稽古の12 白頭狸の第二運と実例検証
 さて実例に基づきながら命理学の実地稽古を行う本稿は、前回の稽古で白頭狸の第一運すなわち昭和二十三年三月から三十三年三月までの学童少年時代の閲歴を、命式と大運の関係からくる命運と照合して見ました。
 その前提として実演した命式の建て方と大運の求め方は、ざっとお分かりいただいたと思いますが、これは過去の大運を結果から見るにすぎず、将来の判断の役には立ちません。
 四柱推命が最も重要視するころは「旺相死囚休」です。そんな大事なものを後回しにしたのは、概念を先に詰め込もうとすると、「難しいばかりか、なんだか詰まらねえ」との思いで脱落する人が多いことが、ハナから判っているからです。
 ここでは、一歩を進めて、旺相死囚休について説明します。ムダで邪な好奇心を遮るためとしての束脩は、例の如く貰い受けます。

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