アラフィフからの美容室選び

クリスマスが近い。ミッションスクールを出た私にとってクリスマスは礼拝堂で讃美歌を歌いながらハレルヤコーラスを聴く。そんなイメージ。あぁ懐かしい高校時代（遠い目）

さて年末になると無性に髪を切りたくなる人が多いのでは。
私は髪の量が多い。そして硬い。そしてストレート。扱いにくくて大変。
最近では白髪染め専門店でマメに染めていて、意外とそのコストがかかる。

今まで行っていたのは市内中心部の２０代から３０代が多い複数の店舗を持つ美容室。
美容師さんの技術だけでなく店の雰囲気も活気があり、おしゃれに気を遣う女子が多い感じだった。

休職中の今ほとんどを自宅で犬と過ごしているため、電車に乗って買い物に行くとか、駅前に出かけるということは一度もない。
となると、必然的に今まで行っていた美容室に行くのがおっくうになる。

先週エネルギーを振り絞って駅ビルの美容室に行ってみた。
かわいいアシスタントだった２０代前半の女子が２７歳になり美容師さんになっていて担当になった。
いつも通り、「髪の量が多いのでハチ周りを中心に軽くしたい。長さはあまり変えたくない」旨を伝えた。

結果
見た感じは軽くなったが、頭の根本の方の重さは何一つ変わらず、動きがなかった。乾かしにくさも前と変わらず。毛先は軽くなった。そのためバランスが少しおかしい（涙）

仕方ないか、、。と思っていたが、日が経つにつれ髪の量が気になり出した。
もう限界。ということで以前行っていた家の近くの美容室アラフォー美容師さんにカットのみお願いした。
そこはいわゆる「先生（オーナー）」がいてそこで皆が学び、独立していく言ってみればIKKOさんが見習いをしていたような美容室。

今は兄弟二人でその美容室を回している。
髪の根本に動きがなく、重い旨を説明し、カットが始まった。

「頭の形に合わせてレイヤー入れてハチ周りも軽くしますね。」チョキチョキ、サクサク。

躊躇ないハサミ捌きに「さすがです。。」と心の中で感嘆した。
かなりカットしてもらい、コテ？（言い方古い？何ていうのかな）で動きを出してもらって完成。

来た時と全然印象も違い、頭も軽い。
私の場合、動きがあった方がいいのでなんとかパーマ（デジタルパーマの進化版みたいな傷まないタイプ）をした方が似合うとアドバイスをもらった。
そのパーマは１万２千円位で意外と高くない。（嬉）

毛染めは自分でやりたければやっても構わないですよといってくれ、次の予約をした。
家でシャンプーして行ったため、シャンプーをせずに料金を引いてくれた。

感想
臨機応変さ、地域密着型の飾らない接客、ベテランの技術、お客様が一番喜ぶことを上手く提供するスキルを実感した。

アラフィフだからってオシャレはどうでもいい訳ではない。イメチェンだってしたい。若い頃のように出歩いたり、飲み歩いたりする機会はないけどさ。白髪だってあるし、オシャレ染めはもうできないけどね。

そんな口に出していいような悪いような現実と理想の狭間の繊細な気持ちを引き出してくれる美容室。そんなところがアラフィフに合う美容室なのかな。と思い、今日は久々に心が弾んだ。

自分に合った人、物、場所。これはとても大事なのですね。