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スラーの気持ち

どんな楽譜にも大体「スラー」が書いてある。
ほとんどに出番があるため、あまり意識しないでいた。
楽譜を歌ってみるときの息継ぎする場所、そんな感じ。
そして、それは「そんな感じ」で大間違いではないと思うけれど
やっぱり「そんな感じ」だけでは大間違いだった。


右手と左手の追いかけっこ

右手のスラーと左手のスラー、一人で輪唱するようになっているのね。
右手の息継ぎと、左手の息継ぎ、スラーの存在価値というものが
ずわっと頭の中に入り込んで、ようやく理解できたように思う。
右と左のかけあい、そういう意識を強く感じた。


 

という事で、今弾いているブルグミュラー「なぐさめ」に戻ってみてみた。
左手の2分音符に注目してみる。(2分音符=〇とする)
〇〇-〇〇-〇〇-〇■ (4拍子の区切り)
〇〇〇ー〇〇ー〇〇-■ (スラーの区切り)
区切りで分けてみると、弾き方ってずいぶんと変わるんじゃない??
と、ようやく何かに気が付いたような気がする。

なんか、まだ、ちょっと言語化できないんだけれど。
右手のブレスと左手のブレス、もう少し意識して弾いたら
とてもよくなるんじゃないかなー?と思う。
歌って表現したのをピアノで弾く、のが、分かりやすくなったというか。
左手は、右手のおまけじゃなくって。
もっと寄り添って絡み合ってもいいのかな。

今週の練習は少しスラーを意識して練習してみよう。
今度のレッスンで先生が何を言ってくれるか楽しみが増えた。

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