お金も地位も権力も腕力もない人のための最強の剣
私は●●町の●●中学校です。
野球部で坊主頭でした。
でも、腕力弱くてサードからファーストまでボールが届かないからセカンドで、万年補欠でした。
体が小さくて腕力弱くて、ガタイのいい奴らから死ぬほどいじめられました。クラスでも部活でも。あの頃はスクールウォーズのように、学校暴力が社会問題で荒れてましたし。
男に生まれながら弱いということがいかに悲惨か、骨の髄まで思い切らされました。
たまたま学校の勉強だけは得意だったから
｢どうせ俺から勉強とったら俺なんかただのゴミだ。落ちたら死のう｣
と本気で思いつめて、死ぬ気で受験勉強に打ち込んで、御三家のT高校に合格しました。
いやあ～志望校に合格できて良かったですよ。
落ちてたら自殺してました。
いじめを苦に自殺する生徒って今でもいますよね。
政府のいじめ対策は的外れで、
大人の世界のいじめがこんなにひどいのに、子どもの世界だけいじめをなくそうとしても無理です。
そして、
私は、私を殺そうとする敵に周りを囲まれている。
だから、敵の攻撃から自分の身を守るために強くなりたくてT高校剣道部に入りました。
運動神経と筋肉ないから、万年補欠でしたけど。
しかし最近、わかったことがあります。
剣の極意は、将軍家兵法指南・柳生新陰流の柳生無刀取りです。
真剣白刃取りと言えばわかりますか。
自分を殺そうと自分に斬りかかってくる敵に対して刀を持たずに丸腰で立ち向かい、
柔よく剛を制すで、力まずに相手の力を利用して相手の刀を奪い、
自分も相手も死なずに争いを納める。
それが、最強の剣です。
心の位で敵を上まわないとできませんが。
さすがに、専守防衛のための軍備は必要だと思いますが、
我が国の国防と外交に柳生新陰流を用いるべきだと思います。
普通、剣道やると腕に筋肉ついて腕が太くなるんですけどね。僕は、高校、大学と体育会系剣道部でみっちり稽古したのに、僕の腕は細いままだった。学生時代、いくら筋トレしてもダメだった。
だから、僕は力技を使えないんです。
剣道だけじゃなくて人生でも。
お金も地位も権力・権限もない地元の社会の底辺の身分だし。
う～ん、でも、この人のナチュラル柳生新陰流って最高！
このしたたかさ。輪の太刀って力技いらないし。
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