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歴代最高かつ最低かつ最高と思われる年下男と別れた女の徒然34

ネイルを落とさずに重ねて塗りつける遅番前。
もうちょっとだけ計画性があれば掃除と洗濯もできるのにできないところがわたしっぽい。
朝ごはんに焼いたサバがちゃんと脂がのっていて美味しかった。
たまに不機嫌でじわっとあたってくる先輩とか舐め腐った態度取ってくる後輩とか鼻につく同僚とかさまざまだけど、一貫して最近は全部受け流してる。
こころも健康でありたい。

徒然34
いつかは向き合い、その結果は消去の一択しかないんだけど、
わかってはいるんだけど、指も感情も決心もなにも動かずつかず進まず。
いつのなんのタイミングで始めたかもうわからないくらいの行動は、衝動的で絶望的で、麻薬。
容量がいっぱいのiPhoneと、それとともに生きているわたしと。なにがたのしいんだきもちわるい。きもちわるい。

でも、あの頃はこれがすべてで、しあわせだった。
会えない日 帰り道や仕事の休憩中とか
ひとりでいる瞬間 耳が空いてるときってやつ?それくらいずっと、ずっとずっとずっと
録音していた会話を聞き続けていた。ずっとずっとずっと。

かわいいと言われた日
抱き合って眠る夜
通勤途中の車のなか
言いくるめられてる部屋の端
ソファの横で離れたくなかったいつも
歯磨きとパックしながらのふさげた会話
ふたりでいるのにひとりみたいな空間
テレビの音だけしている四角い101
重い重い時間

全部ぜんぶ残っている。
このなかのあなたとわたしは笑ってたり怒っていたり無言だったり痛めつけたり
全部ぜんぶ残っている。

すこしずつ別れに近づく運命ならば
どうして忘れたくないくらいしあわせな時間が存在してくれちゃうんだろうね。
しあわせな時間があるならば別れに近づく運命なんて存在しないでほしいよね、
なんて。

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