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mbti:第三機能の説明は正しいのか?

mbti第三機能について
一般的に、mbtiの心理機能の内、第三機能は
第一、第二機能が発達すると
第三機能が覚醒して使える様になってくる
と言った説明がされますが
本当にそうなのか?を検証して見ましょう

例えばISFPの心理機能はfi.se.ni.teであり
第一fi、第二seになります
mbtiは第一が最も得意な機能であり
これがプラス100点で有るから
第一機能と対立する概念機能が苦手になり
それが、劣等機能としてマイナス100点になる

これが、基本的な考え方です
だから、明るく広く浅く友達付き合いをする
外交的なタイプと
狭く深く、少数の友達と仲良くしたい
内向的なタイプは矛盾する為

同時進行出来ませんと言う考え方です
第二機能と第三機能を見た場合も
ISFPの第二機能seと第三機能niは
ESFPが第一機能se、劣等niである事からも
行動力seが有ると、閃きniが発生しない
と言う事を証明している為

第二機能が70点なら第三機能はマイナス70点
になると言う事になります
つまり、第二と第三機能は対立概念である為
第二機能が発達したからと言って
第三機能が使える様になる事は有りません
それは、外交的な人が、外交要素を
突き詰めて行ったら、何故か内向になると
言っている事と同じだからです

さて、仮に第二機能が発達したら第三機能が
発達すると言う可能性を考えた場合
ISFPのseによって経験則を重ねると
本質的な閃きは発生しないが
経験則から、閃きに近い事は出来るから
これが、第三機能である言った場合

他のタイプの時にもその法則が当てはまらないと論理でも何でも有りません
例えばENTJで考えて見た場合に
心理機能はte.ni.se.fiですね

ENTJの第一、第二が発達したら、第三機能が
発達すると言う事なら
第三機能の行動力seが上がるのか?
と言う事になりますが

この問題を検証する為には人間の
心理メカニズムを考えて見ましょう

まず、人間の前提は面倒くさいから
動きたく無いと言う気持ちが誰しも有ります
これは、siの行動力を持つESTJでも
基本的に動くのは嫌いですし
人間は動きたく無いからこそ
便利な道具を開発して楽に合理的に行える様に
生きて来たのですから

人間がものぐさである事に疑いの余地は
有りません
そして、ENTJのタイプは1、合理性と実践
2、合理性を実現する為のヒラメキで
ENTJは元々ものぐさな人間がもっとそうなり
その結果、合理性と閃きで動きたく無いを
攻略して来たタイプなのです

ENTJの心理機能niが発達すると、何故か
やる気あふれて動きたくなると言う話に
なるのが第三機能seの発動なので
これは、人間の心理メカニズムからも
矛盾した行動としか言えませんから

やはり、矛盾した理屈になると言えます

仮に第二機能で解決出来ない場合に
第三機能が発動し、第二機能が低い状態に
なると言う可能性も存在しますが
これも、本当にそうなのかは微妙な所です

自分の場合、ENTJでも全てのパラメータを
見るとsiが高いタイプのENTJであるし
その為、ESTJと判定される事も有ります
siにも行動力が有りますから

自分が動いている時はsiを使っているのか?
または、seを使っているのか判断不能であるし

他にもENFP、INFPでも仕事の時に診断すると
INTJと全く関係ないタイプが出る人も居ます
全く違うタイプが出ると言う事は
もはや、第二と第三機能が入れ替わると言う
レベルの話で無くなっている為
完全に論理破綻しています

当然ながら、論理と現実なら
現実が正しいのですから

mbti の理屈も正しい所はあるが
全て正しいのでは無く

正しい所もあるが、現実を全然証明出来て
居ない部分もある為
合っている点と間違っている点を
見極めて、取り入れる事が重要である

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