ドラマネ倶楽部

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経済活動の本質とは、リスクを冒すことである

経済活動とは、現在の資源を未来に、すなわち不確実な期待に賭けることである。 経済活動の本質とは、リスクを冒すことである。 :「マネジメント 基本と原則」 企業も個人も安定すると経済活動の本質を忘れる。 成果をあげるためにつきもののリスクについては、可能な限り取り除く必要がある。 可能な限りのリスクを取り除く必要があるのは、成功する確率を高めるためであって失敗をしないためではない。 失敗をしないことが目的であれば、やらなければよい。

    • 未来に何かを起こすには、勇気を必要とする

      未来に何かを起こすには、勇気を必要とする。 努力を必要とする。 信念を必要とする。 その場しのぎの仕事に身を任せていたのでは、未来はつくれない。 目の前の仕事では足りない。 いかなるビジョンも、万事が順調というわけにはいかない。 むしろ、そうであってはならない。 未来に関わる構想のうち、必ず失敗するものは、確実なもの、リスクのないもの、失敗しようのないものである。 明日を築く土台となるビジョンは、不確実たらざるをえない。 それが実現したとき、どのような姿にな

      • 焦点を絞るとは「ノー」と言うことである

        多くの人が焦点を絞るとは「イエス」と言うことだと思っているがそうではない。 焦点を絞るとは「ノー」と言うことである。 :スティーブ・ジョブズ ドラッカー的に表現すると、集中するためには体系的廃棄が必要である。

        • 私的成功と公的成功

          私的成功(高潔な人格と優れた能力の獲得)は必ず公的成功(他人との協力関係による相互利益の獲得)に先立つものであり、種を蒔く前に収穫することができないのと同じように、このプロセスを逆にすることは絶対にできない。 :スティーブン・R・コヴィー 「7つの習慣名言集」 私的成功には自分よりも私的成功をしている人をロールモデルとする必要がある。 人は個性的な存在ゆえに、現実的には、それぞれの強みを生かしながら私的成功と公的成功を螺旋階段のように成功していく。 多くの成功者が目指

        経済活動の本質とは、リスクを冒すことである

          人生や人間に優劣はない

          今日のマコなり社長のインサイドストーリーズから ・やってはいけないのは、人生や人間に優劣をつけることである。 ・「あの人は間違っている。自分は正しい」「自分は幸せで、あの人は不幸」というように、人間の優劣をつけるような考え方や言葉遣いは一切してはいけない。 ・「二元論に陥らず、複雑なものを複雑なまま理解し、人に優劣をつけない」という考え方が、皆が最低限度の豊かさを享受できるような世界において重要になっていく思想である。

          人生や人間に優劣はない

          民主主義

          民主主義とはマイノリティの意見をどれだけ吸い上げることができるかということである。 :日本若者協議会代表 富樫泰良 分かりやすい表現である。 全てを吸い上げることは困難なので、吸い上げる団体、それを支援する仕組みが政治には必要である。

          今日を楽しく生きる!

          映画会社に入社前、僕の保証人になってくれた方にあいさつに伺った時のことです。 僕が自己紹介するよりも先に、その方は「出世しようと思ったら、かわいがられなければだめだぞ」と言われたんです。 世間知らずで浅はかだった僕は、「俗にいうゴマをすらなきゃ、だめなんだ。この人、嫌な人だなぁ」と思いました。 ですが、何年もすると、その言葉の真意が分かってきました。 「かわいがってもらう」とは、自分の中にある取り柄を引き出す努力をして、周りの人たちに目をかけてもらうことなんだと。

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          松下幸之助の生き方

          素直な心で、当たり前のことを当たり前に自分で考える。 その「自問自答」によって行動を起こす。 それを、日々積み重ねていく。 :「松下幸之助 成功の金言365」 素直な心で、当たり前のことを当たり前に自分で考える。 その「自問自答」によって行動を起こす。 成功する確率が1割程度だとすると9割は失敗する。 1割の成功で少し前に進む。 9割の失敗をきちっと振り返ることで成長する。 それを、日々積み重ねていくことで、目的に近づきながら成長し、成長しながら目的に近づく

          松下幸之助の生き方

          自らの意志で歩んだ人生でなければ語れることは少ない

          人生を振り返ったとき、「あんなことをしなければよかった」と思うほうがいい。 「あんなことをしてみたかった」と思うよりは。 :「ブレイン・プログラミング」 人生を振り返ったとき、失敗は語れるが、やらなかったことは語れない。 失敗、成功を含めて、自らの意志で行動したことが人生になる。 人生とは生きた時間だが、充実した人生とは、自らの意志で行動した時間のこと。 充実した人生を歩むためには自立が不可欠となる。 人生は自らの意志で歩まなければ、歩んだようにしか語ることはで

          自らの意志で歩んだ人生でなければ語れることは少ない

          とびきり強い主観に人は引かれ、人が集まる

          客観的な意見に人はついていくんじゃない。 正しいかどうかわからなくても、そして、おかしくて未完成であっても、とびきり強い主観に人は引かれ、人が集まる。 :山口絵理子 「自分思考」 強い主観とは、自らのミッション。 松下さんのいうところの素直な心。 本当にやりたいことを懸命にやっていると、協力してくれる人は必ず集まる。

          とびきり強い主観に人は引かれ、人が集まる

          パラダイムシフト

          人間の成長や幸福を司る原則が「客観的な現実」であるのに対して、パラダイムは「主観的な現実」である。 私たちがいくら優れたパラダイムを持ったとしても、それは原則を超えるものではない。 :スティーブン・R・コヴィー 「7つの習慣名言集」 社会は変化しているので「主観的な現実」はどこかの時点でパラダイムシフトを起こさなければ、うまくいかなくなる。 常に今よりも良くすること、人間力(ジンカンリョク)を機能させることを考えて実際に行動すること、パラダイムシフトを繰り返すところに

          パラダイムシフト

          状況を変える

          状況を変えたければ、まず自分たちを変えなければならない。 そして、自分たちを効果的に変えるには、まず自分たちの知覚、ものの見方(パラダイム)そのものを変える必要がある。 :スティーブン・R・コヴィー 「7つの習慣名言集」 ほとんどの人が頭では理解できているが、ほとんどの人が実践できていない。 パラダイムを変えるには行動(新たな経験)を必要とする。 どんなに考えても行動を変えなければ(新たな経験をしなければ)変えることはできない。 パラダイムが変わるから行動が変わる

          人間重視の経営の基本

          人間重視の経営の基本は、個として社員を遇すること、そして強みに着眼して組織的に成果をあげるよう環境を整えること、それだけである。 :「ドラッカー入門 新版」 上田先生らしい表現である。 ・個として社員を遇する。 ・強みに着眼して組織的に成果をあげるよう環境を整える。 環境を整えるというのが、人間力(ジンカンリョク)を機能させることを含んでいる。 人間重視の経営の基本は、個として社員を遇すること、そして強みに着眼して組織的に成果をあげるよう環境を整えて人間力(ジンカ

          人間重視の経営の基本

          幸せかどうかは、幸せに気づける人か、気づけない人かの違い

          幸せかどうかは、幸せに気づける人か、気づけない人かの違い。 :小林正観 目を閉じて今までの人生を振り返ると、多くの人が今の幸せに気づくことができる。 もし今が人生で一番不幸だとすると、これから先、生きているたけで必ず今より幸せになれる。 大切なことは、素直な心で考えること。

          幸せかどうかは、幸せに気づける人か、気づけない人かの違い

          企業

          社会に貢献し、人間性を向上させるところ。 個人個人が持てる能力を最大限に発揮し、自己責任で互いに助け合いながらビジョンの達成を目指す場。 企業は利益を出すこと、存在することが目的ではなく、ビジョンの達成を目的とする手段である。 ★企業がその利益や存在を目的とすると、社会的に価値がないことでも、利益になりさえすればやることになり、さらには真実を隠し、社会に害をもたらすことにつながる。 :福島正伸 「新・経営用語辞典」 企業(組織)はマネジメント(成果をあげる仕組みをを

          不易流行

          松尾芭蕉の俳諧理念に「不易流行」がある。 「不易」は時代を超えても変わらないもの、「流行」はその時々に応じて変化していくもの。 この二つは相反する概念のように思えるが、芭蕉は、根本は一つであると考えた。 弟子の向井去来が、芭蕉の俳諧の心構えを『去来抄』にまとめている。 そこに「不易を知らざれば基たちがたく、流行を知らざれば風新たならず」とある。 すなわち、普遍的な真理を知らなければ基礎は築けない。 しかし基本を知っていても、時代の変化を知り、革新していかなければ進