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お金の話 わたしの資産形成


最近、株式相場の下落が激しい。
今年から新NISAを始めた上昇相場しか体験していない人たちが、大損するかも!と狼狽売りをして市場から退却している。
そんな記事を読んだ。


みんな、資産形成してる?


初めにハッキリ宣言しておくと、わたしはお金の計画を立てるのが好きだ。
計画(目標)を立てて、それをコツコツと実行する。
するとじわじわとでも数字が増える。
それを見てニンマリする。
正直、働くモチベーションのほとんどはココにある。

こう書くと、地味で暗いヤツと思われるが、良いのだ。
資産形成はコツコツと行う事柄で、決して派手に短時間で何かを大きく当ててやる!みたいなモノではない。
故に、仮想通貨とかFXや個別株すら検討した事はない。
これは、その人の好みとかリスク許容度とか、デッカく稼ぎたい!とかで選択肢は色々と変わる。
わたしはあくまでも時間を掛けてのコツコツ派という話。

夫婦2人暮らし。
夫は会社員の平均的年収+妻は扶養内のアルバイト。決して高い世帯年収ではない。
なので、ちゃんとした計画を遂行しないと、資産は出来上がらない。

残念ながら、身の回りでこういう類いの話題はまず出ない。(唯一FPの友人がいるので、彼女は別)
投資(NISA)は危険なモノだと思っていて、みんな普通預金と浪費に勤しんでいる様子。

なぜ、資産運用をするのか

『21世紀の資本』の中でトマ・ピケティ氏が唱えている『r>g』有名な不等式。

この不等式が意味することろは、資産運用『r』により得られる富は、労働によって得られる富『g』よりも成長が早い。
言い換えれば「資産を持っている人はより裕福になり、労働でしか富を得られない人は相対的にいつまでも裕福になれない」というかなりシビアな内容。

資産運用を勧める人が、引き合いに出す理由のNo1。

じゃあ、資産運用(投資)初めれば良いんでしょう。
となる所だが、ここで大切になるのが投資には元手(資金)が必要になる。
もちろん少額からでも始められるが、続けていく内に、それなりの金額を積んだ方が効率が良いと分かってくる。

投資って、種金が必要

なので、次に家計のチェックが必要になってくる。
『収入の内、どのぐらいの割合を貯蓄出来ているのだろう』
これ、かなり大切。

こう言うと、「収入が少ないから、貯蓄に回せる分なんてない」と答える人は必ずいる。

そりゃそーだ。
余った分を貯蓄に回す、のはかなりハードルが高い。
そのやり方で毎月貯蓄出来ている人は、高収入の低支出。特に意識して貯めるをやらなくても気がつけば貯まっている人。
でも大抵の人は違う。
少しでも余裕があれば、その余裕を使ってしまう。

じゃあ、どうやって貯める?

なので、お勧めは『先取り貯金』
要は収入の決めた額を先に貯蓄して、余った分で生活するというもの。

またその単語か!と言われそうだが、事実最も簡単で効果があるのがこの方法だと身を持っての経験済み。

限られた予算の中なので、必然的にお金を使う優先順位が決まってくる。
よく言われる『人生の3大支出』の家・車・保険。
我が家は、住まいこそ中古の分譲マンションだが、車はナシ、保険は本当に最低限のみ。これらの金額はかなり少ない。
これも毎月の支出を少なく出来ている要因だと思う。
勿論、ライフスタイルで色々と必要不必要の差はあると思うが、個々を見直してみると止めてOKなモノ、ランクを落としても大丈夫なモノは結構見つかる。

色々と整理・検討を何回も繰り返して、現在は貯蓄に回している割合は、世帯月収の40%前半〜中程。
家計簿アプリがそう言っている。

ただし、この全てを投資信託に当ててる訳ではなく、家電の買い替えや医療費、税金、旅行代など、突発的に発生する事柄に対応する為の短期貯金も含んでいる。
これは、何かあった時もせっかく積み上げたモノを取り崩さなくて済むため用になる。

投資をすると言うことは

少し難しい事を言えば、投資を行うという事は『これからも資本主義社会は成長し続ける』を信じていると言う事。
短い間では値下がりしても、長い目(年単位)で見れば上下動を繰り返しギザギザしながら、価値が上がって行く事に期待している。

『じゃあ、世界経済が破綻したら?』
そんな事を言う人が必ずいるが、そんな状況になったら、株式以前に銀行だってダメになるだろうし、それを保証する国もどうなの?となる。

世界がこのまま存続し、その中で変わらずに生活をし続ける事が前提だから、出来る事はしておいた方が圧倒的に良いよね、となる。

やるかやらないかは、その人次第

結局、人よりちょっと頑張って家計を管理し、貯蓄をするかしないかはその人次第。
身も蓋もない結論だが、面倒とか危険とか資金がないとかを理由にして何もしていない人は、差し迫った危機感がないからかな、と思う。

我が家の場合は、夫の資格取得の為の2回目の学生生活と住宅購入、転職2回により、銀行口座がカラになる事、数回…もちろん、住宅ローンと言う名の負債もまだある。オマケに大病も2回。
お金の重要性は身に染みているので、とてもこのまま何もしないで、安泰な老後なんて思えない。
だから、トライ&エラーを繰り返して自分なりのシステム(?)を構築した。

まとめ

投資自体は色々とメンタルを揉まれる事も多いので、プラスの面もマイナスの面もある程度勉強して、理解してから始めるべき。
人に勧められたから、とか周りがやってるから、程度のノリで始めると、ちょっとした下落で狼狽売りをして市場を退場。
色々な意味でマイナスしか残らない事に。

まず、貯金しよう!
お金は全てではないけれど、あれば強力な道具になる。
少しずつでも良いので、先取り貯金が効果バツグン。
結局、これが言いたかっただけかも。

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