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たまらなく好きな瞬間

歩いて行ける距離のスーパーでさえも車で行っていたが、ウォーキングしはじめたら、ちょっと距離があっても、歩いて行くようになった。



牛乳がない!よっしゃ、買いに行くかというと、チビがついてきた。



最近暑かったのに、外はまた肌寒くなっている。


寒いからなぜかスキップしたい気分で、チビと手をつなで、


スキップスキップらんらんら〜ん🎵


はたから見ると、おばさんと子どもが楽しそうにスキップしてる姿は、ある意味、興味深いだろう。


そんなのおかまいなし!モーマンタイ!だっていまスキップしたいんだもん!


ただ、すぐに息があがり、疲れた〜となる。


子どもの小さな手をにぎりながら、自分が子どもだったころを思い出し、少し刹那さを感じたのは、夜がはじまった薄暗さのせいかもしれない。


その刹那さが、人が見てるとかおかまいなしにチビを抱きしめてしまう。


あぁ、癒される。


チビもわたしの体にギュッとしがみつき、二人でクスッとほほ笑み合うこの瞬間が、たまらなく好きだ。


ひとりだと寒くて寂しい薄暗い夜道も、チビとのひとときで、こころはポッカポカ。


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