約束のプチ旅
春休みを堪能しているお子たち。なるべく生活リズムを崩したくないため、早寝早起きを心がけているご家庭も少なくないのではないだろうか。
だが、
「休みなんだから夜ふかしさせて!」
「朝ももっと寝ててもいいじゃん!」
と、不満タラタラ。
夜ふかしと朝寝坊は週末だけと決めている。それはわたしが決めたルール。昼夜逆転する生活は、新学期がはじまると戻すのに苦労するからだ。
それ以外はあまり口出さず、好きなようにさせているつもり。
それでもやはりストレスは感じるもの。
気分転換のつもりでこのあいだお子たちと約束をしたのだ。
ゆいレールに乗って商業施設へ遊びに行く、プチ冒険の旅だ。
本当は昨日の予定だったが、次男の都合で今日になった。だがしかし、今日になったら今日になったで、友だちと遊ぶ約束をしたというではないか。
本当ならみんなで行きたかった。でも、上がって小学五年生になる次男。
まだまだ子どもっぽくて甘えん坊の次男だが、
そういう年ごろになったのだ。
母や妹たちといるよりも、友だちとの約束が優先になる。寂しいが、成長している証。
" それはそれで、よろこばしいじゃないか "と寂しさを感じている自分にいい聞かせる。
ということで、女子三人のプチ旅になったのである。
「女三人でってのも、たまにはいいね!」そういってはしゃぐ次女。
着いたときはちょうどお昼どきで、まず腹ごしらえだ。腹が減ってはイライラ…っていうでしょ?
たくさん歩いたからなのか、ファストフードのセットをペロリと完食した娘たち。ちょっと前までは、セット頼んでも食べきれなかったのにな〜。
ウィンドーショッピングしたり、ゲーセン行ったり、本屋さんで立ち読みしたりと楽しんだ。
「ママ、連れてきてくれてありがとう!」
「めっちゃ楽しかった〜」
「また来たいね!」
晩ご飯の食卓では楽しかった一部始終を、行けなかったパパと兄にこと細かに話している。
その笑顔を見て、わたしも元気をもらえたんだ。こちらこそありがとう。
次は家族みんなでプリクラを撮ろうねと、約束させられてしまった。次は…
車で行こうと思う。笑
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