見出し画像

64さい、旅に目覚める♪〜初海外ひとり旅〜

パパイヤヴィレッジに行ってきました♪

タイ・チェンコーンへ
海外3度目にして、初の海外ひとり旅。

タイに行ってみたいと思っていた私、2023年春、「グッと!地球便」を観て、パパイヤヴィレッジに行ってみたいと思いました。

たくさんの出逢いと人のあたたかさ、やさしさにふれ、感じる旅になりました。

タイ語も英語もできないまま。
家族の心配をよそに、私自身は、困ることがあっても、それも楽しんでしまえるんじゃないかなと。

パパイヤヴィレッジに行けば、ひろこさんがいる、日本語で大丈夫という安心感とともに。

関空から、チェンマイまで、6時間。
チェンマイから、チェンコーンまで、Green BUSで、7時間。

何故、旅に?何故、タイに?

旅行に、まして海外に行くなんてことは、自分には考えられなかった。仕事の毎日に、時間を取れるとも思えなかった。

そんな気持ちを変えたのが、タイのドラマで観たノスタルジックな水上マーケットの風景。
「行ってみたい」そう思えた。

仕事プラス義息子の介護の日々にやってきたコロナ禍。
身動きが取れない中で、出会い、ふと湧いた気持ち。

そこから、タイに関心を持ち、語学は苦手だけど、タイ語を学びたい、旅行に行きたい。
「10年の間に、10回行こう!」と。
なんの根拠もない、思いつき。

宮古島

旅へ、最初の一歩から。

2023年
1月、宮古島へ。
介護をすることになって、出逢った方々と。
義息子がレスパイト入院をしてもらってる時に合わせて計画してもらえ、実現。

タイに行ったことのある方と同室になり、
「行ってきて、行ってきて」と、気持ちを後押ししてもらえた。

3月、鎌倉へひとり旅。
人生初のファンミーティングで、神奈川へ。
ちょうど、レスパイト入院でき、
せっかくだから、鎌倉へ。

6月、タイ・バンコクへ。
「土日で行けば行けるんじゃない⁈」
ふと、そう思えた。

幸い、弟がバンコク在住。
海外初の娘とともに。
40年振りにパスポートを取り、
飛行機のチケットは??ホテルは??
SIMは??
わからぬまま、調べて、予約。
ドキドキの海外。

どきどきが、もう一つ。
レスパイト入院ができなくなったら、旅行はすべてキャンセルしなくちゃならない。

コロナ禍で、病院側の都合で、入院がキャンセルになったこともある。ホテルのキャンセル料を全額払ったことも。
当日、検査で、陽性であれば、迎えに行かないといけない。
「連絡がないのは、よい知らせ」と。

無事、弟夫妻の至れり尽くせりのおかげで、
初タイを経験できました。
ちょっぴり、推し活も♪

バンコク・クローンバーンルアン水上マーケット

推しのコンサートに行きたい!

ことばはわからないし、6月に行ったところなんだからと、娘には、呆れられたけど、
「行きたい」という思いが沸々と。
そう、コンサートは、バンコクでなのよね。

ドジな私は、チケットは取れなかった。
けど、タイに行きたいという思いは残ったまま。

だったら、行きたいと思っていた「パパイヤヴィレッジ」に行こう!

行きたいと思えること、行こうと思えることはいいこと。
いつかは、ない!

介護中だし、ひとり暮らしの91さいの母が元気なうちに、行けるときに行ってこよう!

さあ、パパイヤヴィレッジへ行こう!

いつ行く?
レスパイト入院の予約ができるのが、10月中旬〜11月上旬くらいの間で、2週間。

その間に、ひとり暮らしをしてる91さいの母のもとへの帰省、準備の担当にあたってる地域のお祭りもある。

バンコクへは、初めてだったし、娘と一緒だったから、安心のため、JALを利用。
今度は、ひとりだから、リーズナブルに旅したい。

飛行機、検索すると、何気に、6月より、高く感じる。どの日程だったら、少しでも安い?

経由する便は、不慣れな私には、まだまだハードルが高い。

チェンコーンに行くには、
①バンコク→直行バス(13時間)→チェンコーン
②バンコク→飛行機→チェンライ→バス(2時間半)→チェンコーン
③ チェンマイ→バス(3時間半)→チェンライ→バス(2時間半)→チェンコーン
④チェンマイ→バス(7時間)→チェンコーン

悩んだ結果、④を選択。

関空↔︎バンコク、関空↔︎チェンマイを、行けそうな日程と金額をにらめっこした結果、往復、タイベトジェットエアのチェンマイへの直行便に。

チェンマイからは、Green BUSで、チェンコーンまで、不慣れなので、往復直行便にした。
バスも、ネットで、ドキドキだけど事前に予約。
よし、できた♪

パパイヤヴィレッジまでの行き方は、Instagramに載せてくれていたけど、それを見ただけでは、ピンとこないし、どれくらい時間もお金もかかるのかとか、頭の中は、???だらけ。

でも、「チェンコーン 行き方」とか、調べると、書いてくれてるんですよね。
ありがたい!

いろいろ読んでみて、行き方を決めてから、改めて見返してみると、ちゃんと、書いてくれてるんですよね。うん、確かに!

旅のお供、カバンは?

6月にバンコクに行ったときは、わからないままに、Mサイズのスーツケースを購入。
余裕で、琺瑯のお弁当箱まで買って持ち帰ることができた。

けど、今度は、LCCで、行きは機内持ち込みだけで行きたい。
サイズと重さを考え、ずっと、背負ってはしんどいと思い、キャリー付きのリュックを購入。

パステルカラーのにしようかなと思ったけど、サイズとか、考えて、サイズを変えられ、小さいリュックが取り外し可能なものに。
ポケットとかが好きな私らしい選択かも。

パステルカラーはなかったから、赤にしよう。
見つけやすいかなと思って。
よりわかりやすいように、リュックの前ポケットに、お気に入りの布を縫い付けてみた。
うん、かわいい♪

出発前夜


弟からは、「ほんとに行くの?」
タイ人の弟の連れ合いは、タイ人でも、行かないから、危ないからやめるようにと、心配してくれてるみたい。
毎日、連絡するようにと、弟。

いやいや、チェンコーンには、ひろこさん住んでるし、ひろこさんいるから、大丈夫♪
と、平気なわたし。

死なれたら困るんやけどと、娘。

いやいや、死ぬ気はないし。
まあ、介護してるし、おばあちゃんもいるし、そりゃ困ると思うけどさ。

心配症の母には、どこに行くかは言わずに、出発。LINEするからねと言って。

いざ、出発♪

早朝便だったので、始発でも間に合いそうにない。
慣れてないから、余裕を持って行きたいし。

迷ったけど、関空で前泊しよう。
空港に近いとこがいい。
ファーストキャビンに泊まってみた。
寝坊しませんように!

DAY1

無事、チェックイン。
希望が訊いてもらえて、窓側の席にした。
外が見たいから。

チェックインのときに、後ろの後ろに並んでいた女性。同じお年頃。おひとりみたい。

保安検査場へ向かいながら、声をかけてみる。
「ご一緒してもいいですか?」(❍ʻ◡ʻ❍)OK♪

関空からは、初めてだけど、チェンマイには何度も行かれてるそう。
搭乗までの時間を楽しく過ごせた。

機内でも、前の前の席で、偶然近く。
「お昼ごはん、一緒に〜?」と、声をかけてもらい、機内食を頼むのかなと思ったけど、違うみたい。

入国してから、「お昼ごはん、一緒にどう?」と、誘っていただいた。

一応、なんとなく、ホテルに行って、JJマーケットに行って、カフェ行って・・・なんて考えてたけど、そのほうがおもしろそうと思って、ご一緒させてもらうことに。

「友だちと合流するけど、気さくな人だから、大丈夫、大丈夫♪」って。

タクシーに便乗させてもらって、彼女の宿泊先のアパートメントへ。

お友だちに連れて行ってもらって、3人で楽しく少し遅めのランチ。おいしかった(❍ʻ◡ʻ❍)

私のホテルへチェックインのため、3人で移動。
初grab!タクシーを呼んでもらって。

結局、サンデーナイトマーケット、晩ごはんもご一緒して、ホテルまで送ってもらった。

「いつ(チェンマイに)帰ってくるの?」
「じゃあ、帰ってきたら、連絡して。一緒に晩ごはん食べましょう」と。

なんと、なんと、初めてあったばかりなのにそこまで言ってもらえるなんて!

おふたりにすっかりお世話になって、
楽しい初チェンマイに♪
ありがたい、ありがたい。

チェンマイの夜

〜おまけのはなし〜

小さなお店では、1000バーツ紙幣を出すと嫌がられることも。
だから、小銭に崩しておきたいときは、セブンイレブンに行くといいんだって。

店員さんに、友だちから、頼まれてたものの画像を見てもらったら、親切に探してくれた。
指差しと、表情だけで、お願いしてたかも。
やさしい〜

DAY 2

朝のお散歩♪
ダーペイ門〜お堀沿いに。

ベーカリーカフェで、朝食。
初めてのひとりでの食事。
なんとなく、指差しで注文。
支払いもドキドキ。

ホテルをチェックアウト。
フレンドリーで、心地よく過ごさせていただく。
タクシーを待つ間、簡単な英語で、話かけてくださる。こころ温まる。
また、お世話になりたいなと思ってしまう。

ひとりで、grabで、バスターミナルへ。
キョロキョロ、どこ?どこ?
バスチケットの画面を見せて、見せて。
無事、バスを見つけた。

バスでお隣になった看護師を目指す学生さんには、いっぱい気遣ってもらい、Google翻訳で、お話ししてもらって、楽しいバスの旅に。
LINE友だちになってもらった。うれしい♪

「私は語学があまり得意ではありません。でも、理解しようと努めます。言語は障壁ではない」
彼女からのメッセージ。
また、いつか逢いたい。

夕方、ほぼ予定通り、パパイヤヴィレッジに到着。

迎えてくれたひろこさん、もーちゃん、シンさん。イヌやネコと触れ合うことが苦手な私ですが、彼らは察してくれたのか、適度な距離感で。

食事は、外に食べに行かれる方、マーケットで好きなものを買ってこられる方、それぞれとのこと。
私は、お任せで一緒に食べさせていただくことに。

着いたその日は、ラオスのお祭りの日。
空に上がるランタン、花火、サーチライト、音楽がすぐそこに。不思議な感じ

向こう岸のラオスの灯

DAY 3


ひろこさんに連れて行ってもらい、ラオス・レンテン村へ。

メコン川沿いのひろこさんおすすめのカフェで、もーちゃんと3人で朝食。

国境までは、ステープさんのトゥクトゥクで。
タイを出国し、友好橋をバスで渡る。
ラオス入国。

そこから、レンテン村までは、ソンテウで。
同じ料金で、ワゴン車もあるよと親切にすすめてくださる。エアコンもついてる。

エアコンのきいたワゴン車は、いつでも乗れる。初、ソンテウを選ぶ。
変わってる??

風を感じながら、ラオスの地を走る。
楽しい♪

おっと、スマホの電波が〜
タイだけのeSIMだった。
ここは、ラオス!

レンテン村に到着。

綿をつくり、紡ぎ、織る。
藍を育て、それで染め。
手縫いし、刺繍する。
すべて手で作られた温かな作品。
お家を訪ねて、見せていただき、購入させていただいた。
ことばはわからないけど、みなさんの穏やかなあたたかさを感じた。

帰り、ラオスの市場に立ち寄り、ラオスのカオソーイと、さとうきびジュースをいただく。
おいしかった。

タイに入国したら、ステープさんのお迎えが。
途中、火曜日のマーケットに、食べ物中心のマーケットみたい。

パパイヤヴィレッジに帰宅後、夕食まで、お散歩。

野犬もけっこういる。
毅然とした態度ですれ違うようにしてみる。
ひろこさん曰く、彼らは、夜になると何故か強気になるらしい。
彼らが強気になる前に帰るとしよう。

DAY 4

午前中は、ひろこさんに教えてもらって、なまずの公園〜Mekong schoolへ、散歩。

Mekong schoolは、メコン川の自然を守る活動をされている。カフェもある。
のんびりメコン川を眺めて過ごさせてもらった。

お昼は、教えてもらったけど、カオソーイのお店が見つけられなくて、おしゃれなカフェへ。
ヌードルと生春巻きをいただく。
おいしかった〜、お腹いっぱい

午後からは、ステープさんのトゥクトゥクで、ハッバイ村へ。

Mekong schoolのcafeからのメコン川

DAY 5

パパイヤヴィレッジ、チェンコーンともお別れ。

子どもと遊ぶのが苦手な私だけど、かわいくお茶目なもーちゃんにたくさん遊んでもらえて和みました。

シンさんのごはん、おいしかったです。
一緒に食卓を囲ませていただきました。
暖かで、おだやかな時間。

そして、自然体で接してくれるひろこさん。
まだ、肩に力が入ってるなぁと感じさせてもらえました。かわいいと感じるポイントが似てるかも、ちょっとうれしい私です。

可愛いお部屋。
お部屋の外のイスに座って、朝焼けを眺める。
ハンモックでゆらり、空を見上げる。
心地よいゆるやかな時間。
しあわせな時間をありがとう〜
また、来たい♪

パパイヤヴィレッジ

旅の初心者なのに、「困ったことがあっても、それも楽しめるだろう」と思えた。

何故かなと思ったとき、人生という旅の中で、これまで、いろいろな出逢いがあり、楽しいことも、困ったことも、不安なことも、落ち込むこともあるけれど、なんとかクリアし、助けを得、そんな経験が、自分への信頼、そして、世界への信頼を育み、「守られている」と思えるのかもと思う。

行きつけの占いの先生に「老後は豊か」と言っていただいている。
きっと、人に恵まれるってことだわと思ってきた。
そうか、心豊かに過ごせるってことかもと改めて思う。

さあ、旅に出よう!

#わたしの旅行記
#パパイヤヴィレッジ
#チェンコーン
#タイひとり旅


この記事が参加している募集

#一度は行きたいあの場所

54,172件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?