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ゴッホ・アライブ 東京展@寺田倉庫

全身、ゴッホに包まれる感覚。

夜のカフェテラス 1888(ゴッホ35歳)
ローヌ川の星月夜 1888(ゴッホ35歳)
星月夜 1889 (ゴッホ36歳)

深淵をのぞかせるような青と力強い生命を感じさせる黄色。
1888年から89年にかけて希望から絶望の奈落に落ちていくなかでゴッホが絞り出そうとしたもの、そのものが満ちてくる。

ゴッホアライブの映像と音響で包むという手法が、有無を言わせぬ力をもって、この3作の色彩をこの身に染み込ませる。

カラスのいる麦畑 1890(ゴッホ37歳)

自ら命を絶つ直前に描かれたこの作品も青と黄色。不穏なカラスの群れに覆われていたとしても、ゴッホの生命は生きたがっていたんだと僕は思いたい。

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