ジョジョの絵柄に支えられる話

僕はジョジョの奇妙な冒険という漫画が好きみたいです。

長い間連載されている作品ですので、作風やテーマに絵柄が大分変化しています。

連載中は筋肉モリモリだったキャラクターが、今描かれると一見誰か分からない時もあります。

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この変化していい!という表現が存在しているという事は、とても勇気を与えてくれる。

生きている以上、時代は変わっていきます。
作品が死なないという事は、その時代のテイストの中にも物語やキャラクターが存在出来るという証明だと思います。

連なり続ける物語。
そこに生きる人が過去の人物を思い浮かべる。
そこに居るのは、その時代の人が想像出来る人物像になるのでしょう。

それが変化として表現されるのだと思います。

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ただ違和感があるのも一般的には事実なんだと思います。

僕は頭が硬いので比較的こういう変化を否定する部分があるのですが、何故かジョジョには感じた事がありません。

これも各部として時代が進み、主人公が変わっていくからなんでしょうね。

物語の構造の強みが助けてくれているんですよね。
しかも今、最初の第一部を読み返しても面白い。
本当に凄いですよね。

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最近はそんな事を考えています。

僕は昭和テイストが嫌いです。
だから殴る蹴るの暴力よりは、能力や得意をどう使うかという戦い方に惹かれます。

これは格闘ゲームにも言えますね。
あーだから2D格闘の方が実は好きだったんだなあ。

今はリアルバトルテイストの3D格闘には何も感じなくなってしまった。

それなら現実の格闘技を見る方が好きだもの。

そういえば、1番最初に夢中になった漫画は
怖いなあーと思いながらも、格闘スポーツをする側の気持ちが見えた「あしたのジョー」っていう古い漫画だったなあ。


マブ

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