ヤバ💦涙が止まらなくなるけど、思い出が美しいならまた書き始めなければならない。

思い出と面影が一遍に押し寄せてくる夜だ。

川村万梨阿さんとの思い出はラジオでもそうなんだけど、ファンクラブだったりと随分ある。

ただ命を救われた気がしているし、それは御本人も知ってくれていた。

生きてる事への礼を同じ仕事の現場に立つ事で現してみたかったんだけど、僕は幼すぎてすぐ近くまで行く事は出来たのに、叶える事は出来なかったんだ。

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やっと作業の目処が立ち、久しぶりに聴いてしまった。

「秘密ください」

いつも涙が出そうになる。

宮里久実さんは本当に歌が上手かった。

ただこの曲を聴くと僕を指差してくれた、あの笑顔を思い出すんだ。

コミュニケーションが下手だったなあ、僕。

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物語を紡ぐ。
それは生きている証だ。

思い出はいつだって思い出す度に、
同じ空気感と匂いを纏う。

それはとても居心地が良くて
ずっとその中に佇んでいたくなる。

でも、もう僕は知っている。
思い出に立ち止まる事に安らぎは無いってさ。

否定するのではなく
思い出を抱き締めるから
何かを生み出さなければと願う。

無理に新しい安らぎを手に入れようと足掻いても
何も代わりにはならない。
代わりにされる物も人もいい迷惑だよ。

だから先へと。
自分から生み出すものに。

願いと祈りを込めるんだ。

誰かが立ち止まって、一息を吐く。
身体の周りに空気と匂いが纏い付く。

そして、また歩き出せる。
クリスマスキャロルの夜みたいな。

そんな生きる力を書いていきたい。
それが万梨阿さんへの恩返しにもなるかな。
「秘密ください」みたいな歌になるかな。

僕には分からない。
ただ生きる。
そして書く。

いつか、ありがとうと言えるように。


マブ



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