ここまでの思慕一途柳問答

何とか真ん中まで公開出来ました!
作者の体調の悪さが出てますかね?

キャラクター総出演で

「これ、どうすんだよ?!」

と思われてたかもですが、何とか仕掛けまでは終了出来たかと、、、

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このお話はメインの2人の
そして周りの人物の関係性を整える事。
まほろば後半の土台を作る事が含まれています。

まほろばも後半は少しだけハードになります。
勇也の周りの人間に被害が及びます。

そこに勇也が踏み込む動機は何なのか?
6体目からの毛色の違う物の怪は何なのか?

そんな部分の導線になる様に作っています。

まあ第三話自体は、非常に柔らかいお話なんですが。

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最近は物語というものが、とてもテクニカルになっている時代だと思います。

よく分からない導入から始まって、まるで関係無く見える人や線が終わりでひとつに絡む!みたいな。

僕はあまり好きじゃないんです。

なるべくストレートに始まって、
なるべく早く本編に入るが好き。

頭の中で整理し続けなきゃならないより
この人たちがどうなるの?
このトラブルがどう終わるの?
って事を素直に追えるのがいいと思っています。

主人公がバン!と出てくれた方が安心します。
スッとお話に入れる事を大事にしたい。

ゴジラ映画で1時間経って、やっとゴジラが出る!とか苦手なんですよね。
そういう意味でも−1は最高!なんて思ってるくらい。

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「うっせー!お前の書く話には深みがねぇーんだ!」

あー、、、確かに深みは無いかも🥹

物語なんで小難しい舞台設定はあるんです。
「まほろば」もそうだし、今回は4連作なので特に大き目の背景もあります。

でも、大体的に前に出したくないんですよね。
そこを書けば人間の業とか哀れさ、それでも懸命に生きた様なんかが多少は出てくるんでしょうがぁ、、

本来はそこを書くのが小説なんでしょうがぁ、、

作者はキャラクターが元気に走っててほしいんです。
あくまでその為の装置でありたいんです。

まほろばも妖怪退治の話です!って言うから、あー妖怪が出てきてやっつけるんだな!と分かる。

しかも町人が主役だからドタバタやるんだろうなと、入りやすいんだと思ってます。

あまり高尚な事より日常に根差したいし、小難しいよりは妙に親近感があるなぁって風にしてみたい。

人間の業を浮き彫りにした問題作にはならなくても、

こういう人っているよねぇとか
こんな人の中にこういう要素ってあるもんよねぇとか

そんな感覚が残ればいいと思うんです。

小説?!

んー戯作!

日々を生きる人がちょっと笑って、
ちょっと興奮出来たりして、
すぐ忘れちゃってもいいから
何かスカっとした気分になれたら最高!

週刊漫画みたいな感覚は大事だと思います。

第三話があるから第四話のちょっと強い妖怪も退治出来る。

勘違いや思い込みでまた突っ走るけど、皆んながいるから絡み合って強い縄になる。

その繰り返しが「まほろば」です。

今の所の第三話は、どーなんの!この話!?ってトコですが、今回は美代回ですからね。

ちゃんと美代とろくろ首が対峙しますよ。
派手なバトルじゃありませんが、美代が勇也を助けたりします。

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「まほろば」は全10話。

最初の一区切りがきます。

後、再三言ってますが「まほろば」世界は完全なフィクションです!

この時代にこんなのは無い!
突っ込まれたなら、無いよ!と答えます。

「月に濡れる。」の弥助が願いを叶えたから訪れた、もうひとつの史実とは変わった過去を舞台にしています。

だから無いものも有る!
そんな世界観です。

そもそもそんな事言い出したら、、第四話のゲストキャラクターが出て来れないんですもん🥹

享保の改革なんて物語的には大分後なんですから、、

まあ、そんなこんなで第三話!
いつもならバトルパートを始めましょう!

と、言うところなんですが
まだまだドタバタしてきます。

バトル?さて?

みたいな感じで御座います。

あっ、そうそう!
出ただけみたいになってる雪ちゃんは、今回も重い物を背負って走ります。

出ただけにはなりませんよ。

これは作者の言い訳ですね(笑)


マブ




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