夢と希望と浪漫とリアル、サブカルエンタメは楽しめて現実に帰る力があるものじゃないかな。

大人が少年漫画を読んでるのってどうなん!?
じゃあ青年漫画を読めばいいの!?

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ドラゴンボールは大好きって訳じゃなかったんだけど、絵は凄いなあーと思ったし、話や場面は心の中に残ってるんだよね。

いつ帰ってもいいし、どこから読んでも楽しい。
気持ちが少年に戻れる。

ワクワクやドキドキが散りばめられてる。
現実逃避って言われたら上等!
その世界に居られるのは、とても気持ちいいものなんだよ。

そこから現実の世界で働く力を貰って、勇気と力を胸に帰っていく。

青年漫画ってのはエロが解禁されて、どっちかって言えばバトルが暴力描写に変わるイメージがある。

現実にある怖い側面が強くなるから、僕には読めない作品が多くなるんだよね。

ちょっと顔を下に向けてトボトボと帰る事もある。

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個人的に漫画絵より劇画にハマっていた時期があったから、リアリティみたいなものに偏ってた。

戦えばどちらかは死ぬ。
戦争をしてるなら悲しみが沢山生まれる。 
大人になると辛い事ばかりしかない。
命をかけるってのは、死んじゃう事だ。

そんな世界観に大分引き摺り込まれてた。

悲しいのがいいんだ!
何かの為や誰かの為の死は美しいんだ!

この考え自体は本来の僕の思考や嗜好とは真逆のものだと、思い出すのに時間が必要なくらい。

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格闘ゲームに長くハマった僕は、この部分とは真逆の魅力に安心していた。

初期の格闘ゲーム自体は、ドラゴンボールと北斗の拳から派生してると思っている。

ストⅡはドラゴンボール
餓狼や龍虎は北斗の拳
そんなイメージがある。

ストⅡは明るく、SNK作は裏路地で戦っていた。
個人的にはSNK作の雰囲気に引っ張られていた。

今もストリートファイターは大人気だし、SNKはKOFで POPでオシャレになり続いている。

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ワンピースは今からついてけないよ💦とは思うけど、たまに見ても面白いし、映画は不自由無く楽しめる。

この作品はドラゴンボールの系譜だなあと思う。

もうサブカルエンタメは

戦う=誰かを傷付ける。
もうこの時代じゃないんだよ。
現実の問題や試練に立ち向かう力を貰う媒体だ。

戦う=勇気を貰う。
このキャラも頑張った!
自分も頑張ってみる!

子供だ!安直だ!と笑われても、作品の中からエッセンスを抜き出してフィードバックする。そんな要素が前より大きくなってる時代だと思ってる。

頑張って死んじゃうより頑張って生き抜く方がいい。

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これはゲームのジャンルでも同じ。
格闘ゲームの好きなトコはキャラが死なない事。
ストーリー上の理由が無い限りは、参戦キャラは次作にも凡そは居てくれる。

ヘビーでシビアなリアリティでいる事とは、構造的に相反している。

ガンダムもSEEDの映画がそれなりに雰囲気が変わっていて、時代の求めるものに敏感であると要所要所に現れていた。

ある女性キャラのお尻の絵を見た時、あーごめんなさい!と思ったもの(笑)

多分この場面は皆んなが思うキャラとは違う。

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僕もそんな事を考えてみている。
上手くはないんだけどさ。

死に際の美とか、もういいよ。
ちょっと読んで、ちょっと笑えて、ちょっと勇気が出たらいいな。

そんな風に思ってる。

今まで書いてきた雰囲気は、もうお終い。
元気になれる、緊張してる気持ちがフッと緩む様な、
そんな物語がいいなあ。

個人的に挑戦でしかないんだけど。
頑張ってみようと思う。


マブ




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