あーなんとなく
昭和という時代があって、平成•令和となる。
「当たり前だろ!」
と、僕の独り言は大体は怒鳴られそうな書き出しになるんだよなぁ。
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ふと最近思うのは、形を変えて昭和がリバイバルしている感覚。
逆に平成という時代が、とても朧げな感覚。
僕自身ある瞬間•ある事件から記憶が曖昧になり、それを取り戻すべく心の旅をしてきた。
その旅の時代•平成という時代についての思い出はほぼ無い。
何となくあったらしい時代になってしまっている。
平成、、あまり良い事が無かった時代かもしれない。
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堅苦しい話はさておき、僕が書くならエンタメ方面の戯言の方がいいんだろう。
昭和の漫画と娯楽はとりあえず戦っていた。
学生服を着ていたり、犯罪組織に復讐したり。
とりあえず、まず殴りかかっていたり
不良やアウトローである事がヒーロー性のカリスマ要素になっていたり、、、
Tシャツに血が付いてるのを、カッコいい!と言ってた呆れた時代だった気がしている。
以前にも書いた筈(大削除祭りを一度やっているので、ちょい不安、、)なんだが、僕の魂と命を繋いでくれた格闘ゲームとそれがあるゲーセンは平成の産物であった。
昭和のバトルの悪さや汚なさを格闘家というオブラートが包み、灰皿ソニックがあったとしても、、直接殴り合う事がモニター上の勝負に変わり、腕力に自信の無い層の闘争心にも火を付けた。
そしていつか、、オタク層の下卑た笑いと大人になりきれない精神の狂騒の場に変わった。
僕がゲーセンを離れたのは、この笑い方が気に食わなかったからなんだ。
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当時の僕は格闘ゲームに格闘技の試合の様な感覚を持っていた。
つまりは潔さ。
昭和の暴力では無い、技と感性のぶつけ合いだった。
ん、だがぁ、、、
表情媒体として自分が介入出来る
これは無双シリーズにも感じたんだが、ただ受け取るだけから介入するという部分を持つのは新しかった。
映画の中に存在する感覚。
つくづく自分は感覚派だと思う。
だが!
今、格闘ゲームというものを振り返った時。
あれは不良グループの抗争の代替だったなとも思う。
ホームゲーセンの仲間が他のゲーセンに遠征という殴り込みをしに出掛けていく。
それ自体は時代の文化だ。
だが、それって痛みを直接感じなくなっただけ。
直接には血を流さなくなっただけの、闘争心の発散でもあったんじゃないかな?
全てとは言わない。
ただ、その本質は昭和のままだったんじゃないか?
そんな事が気になり出す。
あれだけブームとなり、ゲーセンといえば格闘ゲームになっていた時代が、ゆっくりと縮小していったのは、それが時代の空気と合わなくなっていったから。
そういう話なんだろう。
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となるとオリジナルは昭和でしかない。
僕の周りにあった平成は昭和の尻尾の上にあった。
平成後半からは日常物の漫画やアニメが主流となる。
「自分より強いヤツとは戦わないのか!?」
と昭和のオッさんが叫べば
「戦いませんよ。」
とクレバーな平成の若者は答える。
いや、自分より弱いヤツにだけ上から出る悪癖はある気はするが、実際は正しい。
僕は昔から戦うのは避けたい人だから分かる。
(僕の場合は小さい頃から習っていた武術を身体が覚えてしまっていて、結果シャレにならないからでもあるんだが、、)
争うなら然るべき手続きと専門家の助けを得るべきで、殴り掛かるべきでは無い。
だから僕は令和の今のエンタメは好きな方だ。
戦うにしても、腕力より選ばれた能力で争う。
それだって日常から始まるパターンが多い。
ここら辺がカスハラ問題を起こす、取り残されあ世代のアップデートされなかった脳みそには我慢ならないんだろうなあ。
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街を行くマーメイドスカートの女性を見ると、形としてはドレスだなぁと思う。
エッセンスは昭和テイストのアップデートなイメージを持つ。
往年のハリウッドスターのシルエットかもしれない。
昭和から悪癖がこそがれたなら、、
それはそれで文化として残るべき要素はあるんだろう。
格闘ゲームもストリートファイター6が盛り上がっている。
僕はやりたいとは思わないんだが、良い事だ。
動画でしか見てないが、あれは今の時代に合わせてアップデートされてるイメージがある。
令和の格闘ゲーム文化として繋がっていくといいなあ。
ただ強みを押し付けるだけの単純さは現実にも格闘ゲームにも、もう合わないんだ。
そういう意味では、過渡期としての平成の存在は大きいのかもしれないなあ。
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自分の中の格闘ゲームの時代は終わり、
今は今でしかないと思う今日この頃。
「古臭い時代劇を書いてて、何だよ!?」
シメでも怒られそうだ🥺
とは言うものの!
来年に向けて新しい切り口でいこう!
なんては思っているので、、
お付き合い頂ける方々と一緒に
楽しんできたいものです。
マブ
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