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障害児(肢体不自由児)とキャンプ

今年はキャンプデビューをしたいと思っているわが家。年明けから少しずつキャンプギアを揃えて、デイキャンプから始めてみています。

昔は特にキャンプに興味はなく、なんでわざわざ不自由な暮らしをしないといけないんだろうと思っていました。特に、娘を連れてのキャンプなどのアウトドアは、バリアフリーとはほど遠く、むしろバリアだらけで危険も多くて楽しめないだろうと思っていました。

しかし、家が完成し庭でレジャーシートを広げて過ごしたり、ごはんを食べたりしてみると、娘も楽しそうだし、私たちも楽しい。バギーでのおでかけも喜んではくれるけど、床を自分で自由に動きたい娘にはどうしても無理をさせてしまいます。それから、身体が大きくなると外出先でのオムツ替えも難しくなりました。ベビー用のオムツ交換台はサイズアウトしているので、ユニバーサルシートのあるトイレでなければ替えることができません。キャンプであれば、いつでもテントの中で替えることができるし、横になったり眠ることもできるので、事前にユニバーサルシートのあるトイレや、少し横になれるところがあるかを確認する必要がありません。

キャンプを楽しめるようになるとQOLが上がりそうだな、と思い始めました。外の自然の環境では、地面が凸凹していたり段差があったり傾斜があったり危険が多くても、娘は歩いたり走ったりできないので、基本的に行動範囲はテントの中やその周辺に限定され飛び出していったりすることはありません。娘が過ごす範囲の環境を整えてあげさえすれば問題なく過ごせ、安全管理がしやすいのではないかと思いました。

オムツ替え問題が解決でき、自分たちのペースで気兼ねなく過ごすことができるキャンプは、実は娘のような障害児と相性が良く、レジャーとしていいのかもしれない、と思いました。それと、キャンプギアを揃えたり、それらの使用に慣れるのは、災害対策にもなります。

最近は、障害のある人にも対応したバリアフリーなキャンプ場やグランピング施設があったり、SNSでは肢体不自由児で医療的ケアがあっても家族でキャンプを楽しんでおられる方の投稿を目にすることも増えました。まだまだキャンプを始めたばかりの超初心者ですが、そういう方々の情報を参考にしながら本格的に挑戦していきたいと思っています。


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