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障害児ママと社交性

障害児ママは社交的か!?
というより、社交的にならざるを得ない、これが正解だと思います。

今日は、障害児ママたちのサークルのクリスマス会に娘と参加してきました。少し前から毎月の茶話会に参加させていただいています。そんなこんなで、サークルへの参加についてや、障害児ママと社交性について考えていました。

私は一人っ子ということもあり、小さい頃からモジモジしていました。集団に入るのは苦手で、1人で過ごすほうが気がラクで、特に群れたいとも思っていませんでした。悩んだら誰かに話を聞いてもらって…とかよく言いますが、一人で考えて自分の中で結論を出して解決してきたタイプで…。

そんな私ですが、今は障害児ママのサークルに顔を出したり、障害児のイベントに参加したりしています。最初は少し緊張するけど、そういう感覚も、他人と群れることも悪くないな、と随分大人になってから思い始めました。年齢的にそういうのを求める感覚になってきたというのもあるかもしれませんが、何よりも、娘にとって有益な情報が得られたり、他のがんばりっ子たちの姿を知ることで、嬉しく楽しい気持ちになります。

きっと障害児ママ、みんながみんな、社交的な人ばかりではないと思うのです。障害児ママって、世間でいうところの少数派なわけで、情報を得るためにはコミュ障とか、社交的じゃなくて…とか言ってられない現実があります。情報を得るためには誰かとつながる必要があって、サービスを利用するためには行政窓口や関係機関の方々とうまくコミュニケーションをとりながら良好な関係を築いていく必要があります。

私も、もし健常児のママだったら、たぶん、子育てサークルに参加したり、ママ友を積極的に作ったり、そういうことはあまりしなかったタイプだと思います。特にこどもが好きだったわけでもなく、看護師になった頃は、障がい福祉に関わるとも、児童発達支援事業所の看護師になるとも思ってもみませんでした。娘の存在によって課せられた人生の課題。私の足りない所を成長させるために娘が来てくれたのだと思っています。

こんな私なので、障害児ママがみんな社交的であるべき、とは思わないし、障害児ママのコミュニティやサークルに積極的に参加して…とは言えません。看護師時代に、よく患者さんに、患者会に参加して同じような境遇にある人と話すことで…とか言ったりしてましたが、言うのは簡単で、それが実際には簡単ではない人がいることもわかります。でも、いざ知りたい、聞きたい、って時に聞きに行ける、そういうつながりが少しでもあるのって大事だなと思うのです。毎回は参加しなくても、参加した時に「よく来たね」とか「それはね…」って言ってもらえるような、そんなつながりや存在はありがたいなと。

そういう思いで参加させていただいています。

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