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俳句【春と節分草】二句

✒【ぽつぽつと夫の育む節分草】

自生地の方から分けて頂き大切に持ち帰り生育地に
似通った場所に環境を作り慈しみながら育てて居られる方を見掛けました。

自生地では此のような感じでしょうか。
ネットより

山林の中で早春の花のない時期に密かに咲き始める節分草。日本原産の固有種で関東から西日本の山地に自生するキンポウゲ科の花。

花言葉は、「気品」「高貴」「微笑み」「人間嫌い」 4つの花言葉の中で少し変わった花言葉「人間嫌い」は、節分の頃に咲くことに由来しているようです。

節分の豆を投げられて追い払われる鬼の気持ちを表現した
花言葉だとされておりますが、

人里離れた林に生息し早春のごく限られた時期にしか地上に姿を
現さない生態から、又「春を告げる花」「春のプリンセス」とも
呼ばれながら絶滅危惧種となったのは、

すべての生育地(主に本州の関東、中部地方以西)で条件が著しく
悪化しているため個体数が危機的水準まで減少してしまい

すべての個体群がその再生産能力を上回る採取圧にさらされている
山野草だからです。

草丈10cm花径2㎝ほどの小さな多年草です。
人間の所有欲から個体数が減り絶滅危惧種に。
人間嫌いにも成るでしょうね。

花弁と思えば[がく片]蕊と思えば[花弁]では雄蕊は?
雌蕊の周りに有りました。

✒【春立ちてそぼ降る雨に草木の香】

毎年ヒヨドリが啄んで行く南天の実も今年は千両、
万両共に無くなりそうに有りません。