十六茶杯短歌

① 公園の ベンチの主の 野良猫に 紅葉と名付け 口閉じ笑う

② 夕焼けが 沁みる季節に なりし日に 別れの言葉 聞きたくなくて

③ 枯葉に火 点けて作りし 焼き芋を 妻と僕とで 半分こした

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?