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波を読む〜株とサーフィン〜(2024/6/9)一週間の振り返り

今週は、平日に千葉北でサーフィン🏄
人がほとんどいない海、たまにセットでいい波もあり、思う存分サーフィンを楽しめました!
湘南は相変わらずいつも混雑。

⚫︎米国株
米国の非農業雇用者数と時給が予想を上回る結果となり、インフレ懸念が高まりました。一方、失業率も予想より上回る結果となり、景気減速でインフレ鎮火へ進んでいることが確認され安堵感がでました。これらの結果を総合すると、まだインフレ懸念が残るものの高金利による経済の鎮静化が進んでいることが確認されました。
今回の決算では、生成AIによる生産性向上が期待されていますが、半導体やデータセンターなど目に見えて、買われている産業は業績やガイダンスよく、株高を牽引していることも確認されたかと思います。一方、AIを活用したソフトウェア関連は、ガイダンスに反映されている企業は、少数でまだ生産性向上など事業インパクトを出すのに時間がかかっているのではないでしょうか。マイクロソフトのcopilotように、業務での活用場面など、売り上げに反映できる企業が今後増えることで、生産性向上がでれば、一段と株高となるのではないでしょうか。

⚫︎日本株
先週から、日本株は長期金利が上昇など、株の上値が重い展開が続いています。今週は、米国金利が乱高下したことで、為替も株も影響があったのかと思います。金利上昇により、日本株もこれまで買われたこともあり、高配当株も、債券金利に対する魅力が落ちていることもあり、急激な株化上昇は一旦落ちつき、4万円超えは、年末もしくは年明けまで、持ち越しされたのかも知れません。

⚫︎今後について
米国のインフレは米国の資産を持っている層にとっては、株高のため、あまり高金利の影響は出ていないこともあるので、しばらく上がり辛い状況になるのではないでしょうか。一方、高金利の影響で米国の銀行も破綻リスクが上昇しているため、今年のどこかで利下げしたい思惑は、あるのかと思います。こういった背景からも例年通り、夏場に株が売られ、利下げにつながるデータが確認されることにより、年末にかけ、利下げが実施され、株が買い戻されるような展開がベストシナリオなのでしょう。

ただ、AIや半導体関連の業績がよい銘柄は、株へ下がる場面では、押し目としかなっていないので、引き続き業績良い銘柄は、注意して、買い増しチャンスを捉えたいと考えてます。個人的には、ポートフォリオの整理で資金を捻出することで買い増し対応する程度に留めたいと思います。

日本株は、しばらく静観するつもりです。経済動向を見ながら、来年の年始でのNisa枠での上昇に備えるため、しばらくは分析するに留めています。



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