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波を読む〜株とサーフィン〜(2024/4/21)一週間の振り返り

今週は、いい波乗れましたでしょうか。
湘南、千葉は、まだ海が冷たく、朝一だと、まだブーツが必要ですね。

株は中東情勢が悪化したこともあり、日本株、米国株は大幅に下落しました。半導体ASMLの決算が良くなく、またTSMCの決算はよかったのですが、ガイダンスで製造装置への投資がやや弱かったことで、半導体やハイテク銘柄の暴落のきっかけをつくりました。SMCIも決算発表日が決まったが、決算見通しを示さなかったことが悪材料と なり、拍車をかけました。

日本株は、日経平均が3万7000円ラインでまで下がり、乗り遅れた人にとっては、いい買い場となってきたのではないでしょうか。日本株は業績がよくて上がってきたわけではないので、円安により輸出銘柄中心に上昇の余地があったのですが、割高感から利確売りが発生したのでしょう。金曜日夜の米国株が大きく下げたこともあり、日本株ももう少し売られるかも知れません。円安ドル高で株が上がってきましたが、過度な円安ドル高は、日本企業にとってマイナス材料となってきているので、現状の日米金利差を考えると150円を超えない程度が妥当な水準なのでしょう。

日本は中東に石油を依存しているため、中東情勢が悪化して、ホルムズ海峡が封鎖されたら、さらなる暴落となるので、気にしないといけないニュースです。

米国株は、リーダー銘柄であったNvidiaも売られたこともあり、大幅安となりました。今週は大手ハイテクも決算を控えており、好業績でしょうが、びっくりする数字はもうないと見越しているところもあり、決算を発表していない銘柄も利確売りとなったのでしょう。今期の決算が終わるまでに、どこかで底打ちとなるかも知れません。

わたしは今回の下げで、利確と損切りにより、現金比率を高めました。今後の戦略としては、夏秋までは現金比率を高めに、好決算銘柄を少しずつ買っていきたいと思います。半導体、ハイテク関連は、今期の決算が良かったものは、よい業績が続く限り、買いの対象と考えてます。

中東情勢が悪化するかどうかは、予想の難しさもあるので、株へ資産を入れすぎている方は、リスク分散のため、現金資産としてドルやユーロ、金、債券の比率を上げておいた方が良いでしょう。

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