聞き耳
登校前、とある女子中学生が、電子ピアノを弾いている。
とある女子中学生は電子ピアノでよく遊んでいるけど、練習らしい練習はめったにせず、ピアノ教室に行く前、30分ぐらい弾くだけ。のんきに楽しく習っている。
弾ける曲を電子ピアノの機能や自力でいろいろ転調したり、好きな音楽の短いフレーズを適当に自分で弾いたりで、真面目に一曲を最初から最後まで弾いたりはめったにせず、途中で気の向くまま、ころころ弾く曲を替えながら、わたしに歌ってくれとか言うのである。子どもの遊びである。
今朝もそんなことをして遊びながら、でも最後に、小学生の時に習った『雨の散歩道』を全体を通して弾き始めた。
♩♫ ♪♩♫ ♪ ♩♫ ♪~
あれ?
と、思わず目を上げて、そちらを見るお母さん。
音がやわらかくなって、大人っぽくなってる……??
本人は自分の変化にまったく気づいていないのか、すまして弾きつづけている……。♩♫ ♪ ~
耳は良いはずなんだけど、自分のことって気づかないのね。
・ ・ ・
昨日の新しいほうの学校の社会科準備室は、午前中でもほんとに暑くて、びっくりするほど暑くて、ほとんど何も考えられなかったけれど、今日はどうなんだろう?
我が家の周りでは朝5時台から、ツクツクボウシが大合唱していたけど。
午前中が古いほうで、新しいほうの学校に行くのは、午後の最も暑い時間帯なんですけど。
古いほうの勤務校で、ぎりぎりまで涼んでから行こうっと。
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