今日こそ、海に入る？

「えー😮！だれもいないよー！
　いちおう海水浴場なのに。夏休みよ？
　今どきの子どもは、いったい何して遊んでいるの？？」
「……さあ？、家でゲームとか？
　みんなあんまりこんなことせんのやなぁい？」
「へぇ……」

　車を降りると、
　とある瀬戸内海！

「お、今日は満ちてて丁度いいんじゃない？あんまり歩かなくていいよ？」
「ね😊。」

　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　ぎゅっ　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぎゅっっ

「暑ーい💦！」
「ほんと💦。」

「どうする？入る？」
「😊😊」（←さすが子ども！顔がすでにやる気。）

　「う～ん、女子中学生だけ入ったら……？（後が大変そう）。」
　「……」

躊躇するわたし。下がらない中学生。

　
　
　　　　　　　　　　　　　「……じゃあ、行くか…。」
　　　　　　　　　　　　　「😊😊😊」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「……」

「入りますっ！せーのっ、」「😊😊😊！」

「うわ……ぬるい……」

「ぜんぜん冷たくない………🙁。」

「見て。あれなんやろ？」

　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　ぎゅっ　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　ぎゅっ　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　ぎゅっ💦　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ
　　　ぎゅっ　　　　　　　ぎゅっ💦
　　ぎゅっ　　　　　　ぎ
　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　ぎゅっ　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　💦💦
　　　　　　　　　　　ぎゅっ　
　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　ぎゅっ　　　　　　　ぎゅっ
　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　ぎゅっ　　　　　　　ぎゅっ💦
　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ💦
　　　　ぎゅっ　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　ぎゅっ💦💦　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　ぎゅっ💦　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　ぎゅっ💦　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ💦
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ💦
　　　　ぎゅっ　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　ぎ💦💦
　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　ぎゅっ💦
　　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ
　　　　　ぎゅっ　　　　　　　　　ぎゅっ💦
　　　　　ぎゅっ　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　ぎゅっ💦　　　　　　　　ぎゅっ💦💦
　　　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　　　　　　　ぎゅっ💦
　　　　　　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　　　　ぎゅっ💦💦　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　　　ぎゅっ💦　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　ぎ💦💦
　　　ぎゅっ　　　ぎゅっ
　　　　ぎゅっ　　ぎゅっ
　　　　ぎゅっ　　💦💦
　　　　　　ぎゅっ　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ💦💦
　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　ぎゅっ💦　💦　　　　　ぎゅっ💦
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　ぎゅっ💦
　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ　
　　　　　　　　　　　　　　ぎゅっ💦　　　　ぎゅっ💦
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ💦
　　　　　　ぎゅっ💦　　　　　ぎゅっ
　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ💦
　　　　ぎゅっ💦💦　　　　ぎゅっ
　　　　ぎゅっ　　　　　ぎゅっ💦💦
　　　　　　ぎゅっ💦💦　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ💦
　　　　　　　　　　　　ぎゅっ💦💦
　　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ💦
　　　　　　　　ぎゅっ💦　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　ぎゅっ　　　　　　　　　ぎゅっ💦
　　　　　　ぎゅっ💦　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ　　　　　　ぎゅっ💦
　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　ぎゅっ💦💦　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　　ぎゅっ　　　　ぎゅっ💦

　　

「わ～、なんかすごいね？ 流木やね。💦」
「”ざせつ”  😊😊。💦」
「たしかに～😊😊～。そんな感じする～😊😊😊～。💦」

「挫折の写真撮ろう。」

「足が砂だらけで気持ち悪い。洗ってくる。」　ぎゅっ　ぎゅっ　・・・

あら、置いて行かれた……。

　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ
　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ
　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ
　　　　ぎゅっ
　　　　　ぎゅっ
　　　　　　ぎゅっ
　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　ぎゅっ
　　　　　　　　　　　　ぎゅっっ

「砂が、うっとうしいね～。」

「脱がないと、砂……とれない。」

裸足。

　　　　　　　　　　　　　　「あ、履き物が……」

「！」

「😊😊😊～」「😊😊😊～」

暑い！　さあ、もう戻ろう。

「車はあっち！最短距離で。」
「なるべく水の中じゃないと、また砂にやられるー。」

「わ～😮、腕を押さえられたら、カメラが傾くんですけど～。」
「😊😊😊～」

よし！

脱出！

「足、ここで洗えるんやった、そういえば…。」「……」

帰ろ。

（おしまい！）