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いまばり地域共創塾第4回

 この塾のメイン講師は前神有里さんだ。前神さんは伊予市と西予市でも同様の塾をやっている。今回はその縁で伊予市と西予市の塾生が来られ、事例発表が行われた。
 伊予市の事例は本を通したコミュニティづくり。岡田さんが街中で古本交換会をやったり、私設図書館をやったりしている。岡田さんはもともと図書館の司書で根っからの本好き。好きなことをやりながらまちづくり、理想だな。
 西予市は公民館(地区)ごとで、自分たちのやりたいことをまとめ、市にプレゼンし通れば補助金?がでるしくみ。ある意味、地区ごとの自治。なかなかいい取り組み。
 わたしたちも時間をもらって、地域を盛り上げるプレゼン大会(いまばりスープ)の立ち上げを呼びかけた。もともとはアメリカのデトロイトで始まったデトロイトスープ。デトロイトは自動車の町だったが、自動車産業の衰退とともに町がすさみ、それをなんとかしようと始まったのがデトロイトスープだ。町をよくするプレゼンの間にスープが出たことから、この名前がついたらしい。日本でも島根県津和野、愛媛県西条で行っており、静かな広がりをみせている。
 最後は前神さんからの本の紹介。「コモンの自治論」斎藤幸平さんが中心になってまとめた本だ。資本主義の次の時代のキーワードになっているコモン。今治市図書館に借りに言ったら貸し出し中だった。残念。
 懇親会は港にある施設の4階にあるイベントスペース。しまなみの橋も見え、なかなかいいスペース。前神さんが一番輝く時間だ。(笑)


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