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東日本大震災に思う

 震災復興で3/11からおよそ半年後、仙台に転勤した。いくつか津波で壊された街を見た。第一印象は何があったかよくわからない。街全体がなくなってたり、泥をかぶり戸や窓がなくなった家が点在していたり、まるでゴーストタウンを見ているようだ。被害の規模が大きすぎて、人の感覚を越えていた。
 思えば、神戸の震災もすごかった。高速道路がバタバタと倒れていた。日本は地震大国だが、土木技術者は絶対に大丈夫と言っていた。それがいとも簡単に壊れていた。その時の土木技術者は「想定外」と言った。それって、絶対大丈夫ということにならないよね。福島の原発もそうだ。自然は人間をはるかに越えている。
 熊本の震災、そしてなにかを象徴するかのような今年正月の能登の震災。
地震はいつ、どこでおこるかわからない。しかし、その日は必ずやってくる。
 

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