農業系講習二つ (生育予測、ゲノム編集) 2024/01/22

 一つは令和5年度農研機構つくば植物工場研修会「スマートグリーンハウスにおける生育予測技術の社会実装に向けて」資料が配布されなかったので、記憶で書いてみます。

生育モデルは光合成:二酸化炭素+水+日光エネルギー → 酸素+農作物
ハウスでの温度、日射量、二酸化炭素と作物の受光量(葉の面積)から農作物の生育量を予測するというもの。どういう関係式(統計モデル)かはわからなかった。土壌、施肥、病害虫は考慮されておらず、理想的な状態での最大収量を予測するものだ。名前にもあるとおり「社会実装に向けて」幅広く技術のお披露目会というかんじ。現実の収益向上には程遠くかんじた。

 もう一つはOKシードプロジェクト学習会「ゲノム編集基礎講座」こちらも資料が配布されず、夜だったので途中で寝てしまったので、中途半端なことお許しください。

 ゲノム編集も遺伝子操作と変わらない。安全性は???
そして、ゲノム編集でできたことは作物の除草対応と害虫対応。しかしそれも、農薬のきかないスーパー雑草の出現や作物の毒素に強いスーパー害虫の出現で効果が薄くなってしまった。ここで問題なのがこの業界を世界的企業が仕切っていて、安全性よりも収益性が優先されているということ。

 世界的な人口増の中で農業の重要性は高まってくるだろう。食の安全保障を考える時にきていると思うのだが。。。

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