わたしについて⑨
『一人暮らしをする!』を目標にしていたころ、とあるところで週末だけ副業をしていた。(たぶん、禁止事項にあたるから公のナイショ……)
そこで、夫になるひとに出会う。
親元からはなれたいモードだった女と、結婚したいモードにはいっていた男が出会っちゃった!?感じ……
出会ってから結婚式を行うまでの間、直接会ったことがあるのは数えられるくらいだった。(正確には覚えていないけれど)
仕事が忙しいひとだったから、なかなか時間があわず、たまの電話やほぼ毎日の携帯メールのやり取りだけで結婚を決めちゃった。
でも、いま思えば、だから結婚まで行きついたのかもと思える。
メールのやり取りで距離を縮めるくらいが、わたしには合っていたのかも……
さまざまな経験から感じていることは、人の人生は運命的な要素につつまれていて、一見、偶然にも思えるけれど、それははじめから決められていたのかなって、どこかで思っている。
親元からはなれたいと思っていない状況だったら、数えられるくらいしか会ったことがない人と結婚なんて考えなかったと思うし、時間に余裕がある人でいつでも会えるような人だったら、結婚までいたらなかったかもしれないし……
当然、相手にとってもまた然り。
だから、自分にはどうにもできないことと、どうこうしなくてもなるようになっていくことがあると思っている。
なので、ご縁がある・ないって、わりと受け入れられるほう。
だって、無理やりご縁をつないだり無理やりことを運んだりするのは、いつか必ずほころびが出てくるものだと思うから……
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