見出し画像

「汚マスク」が犯罪を誘発している

「ネットの匿名性」が問題視されています。

そのことの是非は、今ここでは取り上げません。
ただ、多くの人が「本名を隠して意見を主張する」ことを卑怯だと非難し、「後ろめたいことがないなら堂々と身元を明かすべきだ」「マイナンバーだって、隠し事がなきゃ別に問題ないんじゃね?」と考えているようです。

「汚マスク」をべったり貼り付け、物理的に素顔を隠すことも「匿名性の一種」と考えられます。ぱっと見では誰かわからず、親しい人とすれ違ってすら気づかないこともあります。

ネットの匿名性」が問題なら、いつまでも「汚マスク」を着け続けることも同様に「問題あり」としなければおかしい。平仄が合いません。


「匿名性」は、取り分け小心者を大胆に変えます。
氏素性がバレないなら何をやってもいい。
これは甚だゆゆしき問題です。ネットでの「匿名性」は、ほとんどが「悪口(誹謗中傷)」レベルにとどまりますが、現実世界における「匿名性」は「直接的な暴力」につながりかねないからです。

万引き犯は素顔では犯行に及びますが、コンビニ強盗は目出し帽をかぶります。

「汚マスク」は感染を一切防がず、重症化や後遺症の原因かもしれず、身体的・精神的健康を損なうおそれが大きい。
さらに、「匿名性」により犯罪を誘発・助長するという「社会的問題」も加味して考慮しなければなりません。

もしかすると、いまだに「汚マスク」をしている人の一部には、よからぬことを企む不届き者がいるのかもしれません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?