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マスクなんか何の役にも立ちませんから

2023年も残り少なくなってきたというのに、いまだにマスクを推奨するような人間は、科学の「か」の字も理解していない「マスク真理教」あるいは「コロナ真理教マスク派」のカルト信者です。

オフィスのコロナ感染経路、マスク着用でもリスク(ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース近畿大学の水越厚史講師らは、オフィスでの新型コロナウイルス感染症の集団感染(クラスター)の主な感染経路を明らかにした。室内の全員がマスクを付けていても集団感染が発生した事例を解析。会話での人同士の距
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オフィスでのクラスターがあったとすれば、それは間違いなく「物」を介した感染です。
感染者がウィルスの付着した手で触れた物体(ドアノブとか受話器とかキーボードとかマグカップとかトイレの便座)から、周囲の人へと伝播したのです。
たとえ社内に感染者はいなくても、社員の一人が通勤電車の手すりやビルのエレベーターのボタンから持ち込んだのかもしれません。配達された封筒や段ボールにウィルスがついていたかもしれない。

そうした可能性を全部無視し、マスクの有効性だけを調べようなんて、欠陥だらけの研究で、素人の思いつきもいいところです。

もし飛沫で感染するなら、「不織布マスクでのみ防げ、それ以外では防げない」という「ゼロサム」には絶対になりません。マスクの着用率、マスクの素材によって、必ずグラデーションを描くはずなのです。

不織布であれ、ガーゼであれ、シルクであれ、綿であれ、それこそティッシュ1枚だって、何も着けていない状態よりはわずかなりとも飛沫を防止します。その防止効果・能力に比例するように感染率に濃淡が生じなければおかしい。

つまり、みんなが妖怪キョンシーよろしくティッシュ1枚を顔の前にぶら下げるだけでも、何もない状態よりは数%、感染率は下がらなければいけないということ。

マスクを正しく着けようが着けまいが関係ない。多少なりとも飛沫を防ぐだけで、その効果は「目に見える形」で現れます。
だいぶ以前ですが、感染をたった1割抑えるだけでも、「べき乗の法則」により、感染率のグラフの傾きが劇的に変化することを説明しました。

マスクの素材や着用の仕方によって角度は変わるにしても、人々がマスクを着け始めたとたん感染にブレーキがかかり、右肩上がりのグラフは緩やかにならなければおかしい。単に不織布なら急角度、綿マスクなら緩角度というだけの話です。


ですが、現実の社会では、マスクの有無に関係なく「まったく同じ角度」で感染者数は増え続け……マスクの有無に関係なく収束していきました。
これを「科学的・合理的」に説明するには

マスクは感染にまったく寄与しない

と解する以外にないのです。
さほど難しくはないこの論理展開が理解できないようなら、「科学の素養が皆無」であるのは間違いありません。

どこの大学・研究機関からも、幼稚で愚かな調査研究結果しか出てこない。
いったいいつになったら、「本物の科学的思考力」が身につくのでしょうか。

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