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「マスク公判」を維持できない

法廷でしばしば

公判を維持できない

といった言い回しが登場します。

有罪を立証しようとする検察側の論拠が崩れ、もはや論告求刑まで持ち込めない(起訴を取り下げるしかない)ような場面で用いられます。

マスクをめぐって、それとまったく同じ状況が起きています。

[The論点]マスク着ける?外す?…「周囲の目」ではなく、多様な意見に触れ「自分で判断」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース 新型コロナウイルス禍でマスク生活が始まって3年余り。政府は3月13日、マスクの着用は「個人の判断に委ねる」と目安を緩和しました。しかし、1か月たってもマスクを外して街中を歩く人は多くありません。皆

news.yahoo.co.jp

「専門家」たちがマスクをあれほど推奨したのは、

飛沫を捉えて感染を予防できる

という一見科学的な主張でした。

ところが、コクラン・レビューをはじめとする幾つかの「信頼の置ける」論文により、その主張が「科学的に誤りである」ことが証明されてしまいました。

論拠がもろくも崩れ去ったのです。

このままでは「公判維持できない」と踏んだ「マスク検察官」たちは、「科学的」の部分をうやむやにし、「マナー」だの「同調圧力」だのといった「抽象的概念」を持ち出して、話をはぐらかそうと必死です。

上記の記事も、マスクのもともとの存在意義だった「感染予防」はどこへやら。そこにはいっさい触れず、ただただ日本人のメンタリティーに論点をすり替えています。

しかし、この論争の争点は、「マナー」でも「同調圧力」でも「日本人のメンタリティー」でもありません。

マスクに感染予防効果があるのか

ただその1点です。

効果がない(むしろ悪影響)なら、即刻着用をやめるべき

実に単純な話です。

つくづく、セコくて「卑怯」な連中ですね。

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