いまだにマスクをしている人
皆様の周りはどうでしょうか。
2~3割程度まで、ノーマスクが増えてきたように感じるのですが。
いまだにマスクを外せない人の多くは、
感染が怖い
のではなく、
単に引っ込みがつかない
のだと思います。
恐らく、この数年間、テレビや新聞で仕入れた「付け焼刃」の知識を偉そうに周囲に触れ回ってきたのでしょう。
東大のマネキン研究や富岳のCGを信じ込み、「こんな難しいことを理解できちゃう俺ってスゴい!」と、めっちゃアピールしてきたに違いありません。
人間は基本的にジコチューな生き物ですから、「周囲への思いやり」だけで、あそこまでマスクが徹底されたとは考えにくい。むしろ「情報に敏感」だとか「オツムの優秀さ」をひけらかす意味合いが強かったのではないか。
そうやって創り上げた自己イメージを守るのに必死。というより、「意地になっている」が正しい表現ですね。
もちろん、本当に賢い人なら、あんなデタラメな研究、瑕疵だらけで、まったく信用に値しないことは、たちまち見抜けたはずなのですが。
というわけで、社会的地位がそこそこ高く、「自分はほかの人よりデキる!」といううぬぼれが強い人ほど、今さらマスクを外せなくなっているように感じます。
逆に「バカの証明」になっているのも気づかずに。
何度か『論語』を引用しましたが、孔子にしろソクラテスにしろ、「自分はまだまだ物を知らない」と自覚し、謙虚に「学ぶ」姿勢のある人こそが、真の「賢者」です。社会的地位や年収など一切関係ありません。
過ちを認めて、行いを正す勇気を持ってほしいと思います。
でも、いまだにマスクをしてるようじゃ無理だろうなぁ。
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