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骸骨楽団とリリア(自己解釈)

https://www.nicovideo.jp/watch/sm14780909

作者:トーマ

ポップで人気がある曲ですが、歌詞の意味には裏がありその意味を汲み取るのが難しいです。

これが裏の意味なのか表の意味なのかわかりませんが解釈してみました。よろしくお願いします。

無口な神様が音を捨てて傾いた
(無口な主人公は音楽が好きだったけど音楽活動を辞めようとした)

泣き虫夜空涙ぐんだ
(音楽に関して壁にぶち当たり、泣いている)

月夜に聞かせるの誰も知らないうた
(辞めようとしたけど書きたい曲はあって口ずさんでしまう)

灰色劇場窓辺のオリオンと
(灰色劇場はcubaseの画面、冬の出来事)

何度だって聞こえる 1人きりの拙い声
(自分で繰り返し歌っていたけれど何故かしっくりこない)

錆びついた楽器が海原で幻想を奏でてた
(買ったはいいものの使っていなかった音楽機材動画サイトに曲をあげて人気になっている人をみて成功している自分を想像する)

夢の中覚えた音色達をただ集めて
(ずっと考えていたメロディ、フレーズを繋ぎ合わせる)

芽吹くように紡いだ 星めぐりのうたが届かない
(今まで作った曲は再生数は少なく、誰にも届いていない)

ほら歌ってたって泣いた1人浮かんで舞った音楽祭(自分で歌った曲、一人で完結する音楽祭はDTM?)

君は聞こえるロミアロミア
(ロミアはトーマさん曰く、届かない場所らしい。曲を聞いてくれる人)

何年経って逢えた音に魔法みたいな恋をしたり
(時間が経ってから良い曲と思われることもある)

気が付かないように

言葉を飲み干した 退屈な国の人が
(色々な話や曲を聞いてマンネリ化)

無くしたものを探してた
(創作に対する大切なものを探している)

鏡を塞いでた 溶けたアンティークな日々
(自分と向き合わずに過ごしていた昔の時間)

火星の廃墟 真昼のカシオペア
(想像に耽っている主人公)

何度だって聞こえる 忘れていた音の雨に
(昔考えていた曲が頭の中に大量に溢れてきた)

絵に描いた骸骨は孤独な想像を埋めるようで
(元々創作が好きで絵を描いていた。癒しの時間だった)

遠くなって溺れて霞む空は知らないまま
(大人になって音楽をやめると割り切ったはずなのに)

降り注ぐ世界へ連れて行って
(やっぱり作曲の世界で生きていきたい)

ねえ 潤んで咲いた遠い国に
(遠い国、メジャーデビュー?バンド活動を通して叶えたかった夢)

馳せる思いくすんだ瞳
(夢はそうだけど現実を見て濁ってきた目)

星に願いをロミアロミア
(みんなに聞いてほしい届いてほしい)

門を潜って霧を抜けて奪い去ったって会いに行こう(迷っていたけどやっぱり1番大切なものは音楽活動)

囁きをたよりに
(こっちの世界においでと言う囁き、買ったけど使っていなかった機材が囁いてきた)

Cメロは回想シーンだと思われる。

歩く街並み硝子瓶の冬
何処かの映画のようね
(街を歩いていたらショーウィンドウにあったあるものに映画のような運命的な出会いをした。)

細く長い線路の上でさ
(細く長い線路は打ち込みの画面、延々と続くトラック)

私に色をつけて
(作曲の比喩、cubaseの灰色のmidi画面に入力して色をつけていく。私は運命的な出会いをしたボカロ、多分初音ミク)

触れてすぐ剥がれてしまう儚く静かな朝に
(思い出したとある日の朝)

見つけた音のかけら
(ミクに歌わせたら良い曲ができた)

ほら歌ってたって泣いた一人浮かんで待った音楽祭
(昔は自分で歌ってたがミクに歌ってもらう。動画内にいるのは1人だけだから1人の音楽祭)

君は聞こえるロミアロミア
(いい曲だろ?届いてくれ!)

何年たって会えた音に魔法みたいな恋をしたり
(これはミクの事、ミクが歌う曲が1番しっくりきた。何年もずっとそんな存在を待ち続けていた)

眠るように冷める前に
(自分が亡くなる前に)

目を閉じて手を当てて
奥底の鼓動を聞いた
(魂を込めて作った曲を)

途切れない旋律を
(これから何曲も)

名も無き君へと
(リスナーに届けていきたい)

以上です。元バンドマンが自分で歌ってしっくり来なかった時にボカロに出会い、ボカロPになっていくという解釈になりました。

トーマさん本人がブログで割と現実的な裏の意味と言っていたので答えに近いと嬉しいです。

ではまた

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