いちばん好きな花

みんなのいい人にはなれるけど誰か1人の1番好きな人にはなれない。
これから始まるドラマの予告で言われてた台詞。
本当にそうで、誰かから嫌われてるわけではないけどみんなそれぞれ1番好きな人、大切な人、優先したい人がいてその中に私はいない。誰かのその中に私は存在しなくて、でも私にもそんな人存在しなくてたまにごくたまに悲しくなる。虚しくなる。
やっぱり1人なんだって大した絶望じゃないけど絶望する。誰かの大切な人にはなれなくて、これからも誰かを大切にできないし、してもらえないんだなってなる。普段は別にどうでもいいのに。
何でかわからないけどふと蘇る時がある。
みんなにいい顔はできる。好かれようと努力する。実際多分好かれてると思う。自画自賛だけど。
でも、1番じゃない。1番には到底なれっこない。結局私はただ都合のいい人間で、いいように使われてて寂しい時悲しい時そばにいてほしい時不本意に呼ばれるだけの人間だ。
でもまだ呼んでくれるだけマシだと思う。
いつか誰かの1番になれたらいいなっていつ叶うかわからない願いをずっと心に秘めている。

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