東京から離れて残念だと思う事
東京の下町に長いこと暮らしていて、昨年十月に河口湖畔に引っ越して来ました。
都会の生活と言っても東京の下町ですから、地方の方が憧れる生活とは少し違うかもしれませんが、それなりの便利な生活だったのかも知れません。
ですが、都会ではありませんが今のところこれが地方だと不便だ、と思うことはこれと言ってありません。
買い物も大型スーパーが数件、車で行かないとなりませんが家からどこも15分ほどで行けますし、病院もやはり車ですが同じぐらいで日赤病院があります。
買い物に関しては、今時では生協のように注文すると家まで配達してくれる物もありますし、インターネットでの買い物も便利に出来ます。
ですから地方に引っ越してきてもさほど不便を感じることはないのです。
ですが、こちらに引っ越してきて残念だと思う事は今のところ二つあります。
あまり共感していただけないかも知れませんが、一つは、河口湖畔の蝶々は「アゲハ蝶」がほとんど居ないことです。
東京の下町では、モンシロ蝶なんかよりもアゲハ蝶をよく見かけます。
これって実は凄いことだったのだとこちらに引っ越してきて気が付きました。
田舎はもっとアゲハ蝶とかが飛んでいるイメージでした。
都会にアゲハ蝶が多いのは、アゲハ蝶が卵を産み付ける種類の観葉植物があちらこちらに植わっているのであれだけアゲハ蝶が増えたのでしょう。
こちらの河口湖畔は寒冷地なので中々アゲハ蝶の繁殖に適する植物が育たないようです。
アゲハ蝶とめったに会えなくなったのがこちらに引っ越してきて残念だと思う事のひとつです。
もう一つは、上野の恩賜公園内不忍の池の蓮の花が見られないことです。
結構あの見事な蓮の花を知らない人も多いのですが、あの圧巻ともいえる一面の蓮の花。その花一つ一つの大きさといい、色といい、思わず息を飲む美しさをもう中々見に行くことは出来ないのが残念です。
河口湖畔のどこかにあの蓮の花があれば、どんなに嬉しいことかしら。
富士山とも合うので、ぜひ見てみたいものです。
東京から河口湖畔に引っ越してきても、残念に思う事で思いつくことは今のところこれぐらいです。
しかも、ちょっと私の変人ぶりが出てしまって共感を得られないかも知れません。
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