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Premiere League 第7節 Wolves VS Manchester City



両クラブの状況

◆Wolves
前節、ルートンタウン相手にアウェイで勝ち切れず引き分けたウルブズ
チームとしては現在16位と低迷している。
課題となっている得点力不足
チーム内の得点ランキングはヒチャンが3ゴールで1位
クーニャ、ネト、カライジッチが1ゴールずつで続いている。
1試合1ゴールペースではあるが、中位以上を狙うにはまだ得点が欲しいところ。
今節強豪のシティの鉄壁を崩すことができるか。

◆Man City
前節、核となるロドリを途中で欠いたものの
ノッティンガムフォレストに勝利したシティ。
リーグでは首位、無敗をキープしている。
だがカラバオカップでニューカッスル相手に無念の敗戦をし
コミュニティーシールドのアーセナル戦以来の黒星となった。
ロドリ、ストーンズ、デブライネを欠く中、スタメンのメンバーが
気になるところ。
また、新加入で躍動するドク、ヌネス、コヴァチッチ、グヴァルディオルは今節も期待に答えられるか。


スタメン/フォーメーション

◆Wolves
ウルブズは3-4-3の布陣
3CBはトティ、キルマン、ドーソンが固める
1トップはクーニャが先発しシルバはベンチスタートとなった。

◆Man City
シティは前節から1枚、グヴァルディオルをアケに変更した。
前線は盤石の布陣、今節も左サイドの先発はグリーリッシュではなく
ドクが選出された。


前半

前線のクオリティと徹底した守備

前半がスタートし、会見でオニールが話していたようにシティが保持する時間が増える。
中央でハーランドに通すパスが多くなる中ウルブズはキルマン、ドーソンを中心に一気にプレッシングに向かいボールを保持させない。
また、ボールを奪った後のドリブルやプレス回避もシティ相手に順調に出来ている。
前線に関しては、ヒチャンが積極的な攻撃と落ち着いた判断でボールを失わず、ネトは持ち味のスピードで一気にチャンスメイク。
ゴールチャンス自体は少なかったものの、ネトの2人のタックルを交わし独走したドリブルから生んだオウンゴールで先制。
集中力抜群の守備で前半を乗り切ったが、後半も継続してクオリティを保てるか


1点が遠いシティ

前半がスタートし、いつも通り素早いビルドアップとボール保持を進めるシティ。
ハーランドへボールを通しチャンスメイクを図るが、ウルブズ守備陣のプレスが早く中々ボックス内までボールを運べない。
サイドからの攻撃に関してはドクが抜群のキープ力を見せ何度かチャンスを演出するもゴールには結びつかず
ボックス前中央での地上戦は圧倒されている印象。
後半はドクがいかに変化をもたらせるか、クロスを上げ空中戦でいくつチャンスを増やせるかが鍵になるかもしれない。


後半

強固な守備と強運を生かしたウルブズ

1点リードで迎えた後半、前半と変わらずハーランドを潰し中央とセカンドボールを拾いに行くウルブズ
セカンドボールからのカウンターの移行など主に右サイドからの攻撃を多用しチャンスメイクを演出した。
同点とされたが、右サイドセメドからのクロスにヒチャンがシュートを放つとディアスがブロック、そのボールがクーニャの足元に転がってしまう
クーニャがフリーのヒチャンへ出すとヒチャンがシュートを決め勝ち越しを決める。
先制点に加え、ボールの転がる位置など運よくウルブズ側に傾いた。
また、集中力の高い守備でハーランドに仕事をさせずに2-1でシティ相手に
劇的な勝利を決めた。


ハーランドを消されたシティ

1点のビハインドで後半を迎えたシティ
アルバレスの完璧なコースで放たれたフリーキックで同点として、一気に流れを盛り返したいシティだったが、ウルブズの強固な守備に苦しめられる
加えて、1点目と同じく右サイドからの攻めから失点をしてしまう
中盤ではフィリップス、ボブを投入し変化をもたらすも大きく戦況を変えることができない。
加えてフォーデン、ドクなどいつも通りのクオリティを発揮することが出来ず逆転への流れを作れず、そのまま2-1で敗戦してしまう。
得点源となるハーランドが集中的に狙われ、そのセカンドボールの回収の速さからウルブズの守備が勝っていた。


試合結果

Wolves 2 - 1 Man City
◆Wolves
Dias (13' OG)
Hiwang ( 66' )

◆Man City
Alvarez ( 58' )


Pick up

◆Wolves
7.Neto
右ウイングで先発したネト
この試合では持ち味のスプリントで右サイドを駆け上がりチャンスメイクするシーンが目立った。
実際に1点目のOGでもフォーデン、アカンジのタックルをかわし、ディアスのOGを誘発する仕掛けを見せた。
今季アシストで大活躍のネトはウルブズの救世主となるだろう。

◆Man City
19.Alvarez
この試合でもトップ下として先発したアルバレス
ハーランドへのボール供給や、中盤から前線へのつなぎ役となった。
また、チャンスを得たフリーキックの場面では抜群の精度で左上へ突き刺さるシュートを見せた。


総評(個人的な感想含む)

首位シティと2番目の推しクラブであるウルブズの試合!!

まずはホームのウルブズ
この日のウルブズは特に強かった、、!
まずはハーランドに集中し、ボールが渡ったら2人掛かりで即座にプレスで潰しに行く。それによりハーランドからのシュートが少なくなり枠内シュートも一気に減っていった。
また、CBではドーソンが躍動しており、2度のピンチを救った。
セカンドボールを回収した後も即座に攻撃、前へのドリブルに移るなど
ハイプレスを交わしシティに焦りをもたらした。
攻撃面ではネトが持ち味のスピードで持ち上がり、ヒチャンが冷静な判断と足元でジリジリと前へ迫っていく。クーニャも前線を駆け回り潤滑剤になっていた。
今まで得点力不足が問題視されていたとは思えないほどの攻撃を展開した。

一方のシティ
ハーランドにボールが渡らないのであればほかの手、選手で攻めれば良いものの全体的にこの試合では本調子ではなかったか。
ドクに関しては深い位置でボールを保持していたものの、静止する時間が多く、自分で仕掛けるのか、周りに展開するのかが曖昧になってしまった場面が多かった。
また、カウンター時の全体の自陣への戻りも遅く、2点目などは自陣ボックス内の人数が少ない中での失点となってしまった。
交代で入ったフィリップスも見せ場はあったもののゴールを決めれず、少し残念な試合となった。
ロドリ不在の中、ニューカッスルとウルブズに2連敗、ロドリやデブライネが居ない中でもチームとしての強さを見せなければならない。


ここまで読んでいただきありがとうございます!
ではまた次の試合で!

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