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お茶は何種類あるんですか?

こんにちは日本茶インストラクターのクロバです。

僕は仕事柄、小学生にお茶の授業「お茶育」をすることがあります。

お茶摘み体験やお茶の淹れ方教室、お茶工場見学やお茶の手揉み体験など

人よりはお茶について知っているとは思うんですが、子供の質問って想定外・規格外で返答に困ってしまうことが多々あります。

その一つが「お茶は何種類あるんですか?」

子供は純粋に質問してくれているわけですが、こちらからすると、非常にぼやっとしていて回答に困るんですね。

「最近どう?」くらいのぼやっと感です。

でも、何でもいいから子供たちに分かりやすい明確な回答をしたいなぁって思うんですよね。

だから、少し整理しようかなぁと…

まず、お茶の種類について一番に浮かぶのが製造方法の違いです。

製法の違いによる区分は大きく4種類に分けられると思います。

「不発酵茶」と「発酵茶」と「半発酵茶」と「後発酵茶」

分かりやすい言葉で「緑茶」と「紅茶」と「ウーロン茶」と「その他( ´∀` )」

この4種類のお茶の中にも、それぞれ種類があります。

緑茶なら、「煎茶」「玉露」「かぶせ茶」「玉緑茶」など

発酵茶系も、その発酵度合等によって分類されます。


続いて、摘採時期の違い。

主に4月下旬~5月に収穫するのが1番茶(新茶)

その次、6月中旬くらいに収穫するのが2番茶

その次、7月位に収穫して3番茶

その次は、4番茶、秋冬番茶。

紅茶の世界だと、春摘みがファーストフラッシュ、夏摘みがセカンドフラッシュ、秋摘みがオータムナル。


続いて、品種。イチゴでいう「あまおう」、米でいう「コシヒカリ」

お茶だと「やぶきた」「さえみどり」「おくみどり」等々、無数にあります。

これらは日本の品種であり、中国やインドにはまた違った品種があるわけです。


続いて、産地。

お茶は、産地によって、○○茶と名付けられています。

茶処、静岡県の静岡茶。その中でも掛川茶、川根茶、牧之原茶、本山茶…

埼玉近辺の狭山茶、鹿児島なら知覧茶や霧島茶等、京都近辺で宇治茶

その他、八女茶に西尾の抹茶、足柄茶、白川茶、伊勢茶…紹介しきれません。

産地の数だけお茶が存在するのです。


考えれば、まだまだ種類分けできます。

お茶って、色々な分け方があるし無限にあるよ。

そういって茶化すしかないですね笑


まぁ、製造方法の違いで、大きく分けて4つ。緑茶、紅茶、烏龍茶、その他のお茶に分けられます!っていうのが一番、しっくりくる答えですかね。


この無限にあるお茶の「種類」

組み合わせも無限大、楽しみ方も可能性もまた無限大です。


これからもお茶について基本的な事からマニアックな事までnoteに記したいと思いますのでよろしくお願いします。

もしサポートしていただけたら、大変有難いです。頑張って記事の更新やらせて頂きます!