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リーマン農家は必見です。300万以下の副業は雑所得に。

こんにちはクロバです。
こちら知っていますかね?

私は、税理士ではないので、税法を語ることは出来ないのですが、上記のyoutubeの山田先生が分かりやすく解説してくれています。

見れば分かる通り、R4年確定申告から、副業として収入300万円以下の人は事業所得ではなくて雑所得になります。ということですよね。

事業所得とは、農業、漁業、製造業、卸売業、小売業、サービス業その他の事業を営んでいる人のその事業から生ずる所得をいいます。

国税庁HPより


農業も事業所得に入ります。

日本には兼業農家が山ほどいます。

大抵は、給与所得の方が多く、収入は300万円以下です。

今まで農業の赤字を損益通算して節税していた人達も、できなくなります。

まぁ、実際、事業規模の経営をしていないにも関わらず、事業所得として、あらゆるものを経費に入れて赤字を垂れ流す、訳の分からない個人事業主もいる訳ですから、こういう厳しいルールも必要なのかもしれませんけど…

これからインボイス制度も始まり、ダブルパンチです。

どんどん締め付けが厳しくなってきますね。

今まで、農協が兼業農家をまとめ上げ、副業でもできる農業経営を支えてきました。

兼業農家も、節税の為に好きで赤字を垂れ流しているんじゃなくて、それこそ万年営農部門大赤字の農協と同じで、ご先祖様の農地を荒らすことはできない・農業は辞められないという想いがあるから、赤字でも辞めない。他の事業で補てんするのです。

それは、大規模農家からは、批判されてきた部分もありました。

農協は、他の事業で稼いでないで農業で黒字を出せというのもあるし、兼業農家と大規模農家を一律に平等に見ているのも可笑しいというのもあります。

分からないではないですが…これは農業のジレンマですよね。
組合員は皆平等っていう農協は、必ず間を取って中途半端になるんですよね。まぁ、農協批判は置いておいて…

これはある意味、兼業農家潰しです。
インボイス制度も併せて、経営力の弱い小さい農家を潰しに掛かってきました。

これからの農業は、そういう排他的な資本主義社会に合わせて、やっていかないと生き残れないのかもしれませんね。

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