【書籍紹介】不思議の国の赤の女王は何を言いたかったのか?

下記は、2010年に書いた書き物です。

赤の女王仮説についてのお話です。

ルイス・キャロルの著「鏡の国のアリス」に登場する赤の女王が

「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない」

と言いました。
 
アリスが、全力で走り続けているのに、なぜか前に全然進めない、という状況で赤の女王が言った言葉。

物語だし、はちゃめちゃだと思えばそれまでだけど、アリスという物語には色んな解釈があるそうです。

赤の女王の言葉は、生物進化学的には「進化し続けなければ生き残れない」という解釈です。

僕らの生き方にも、言えるかもしれません。
 
僕らは常に夢や目標を持ち続け、先ばっかり見ています。

成長しなければ、生きていけない。

変わり続けなければ、存続できない。

目標は天高く。現状に満足するな。

言えるかもしれない、ですが、そのように解釈させられているだけかも。

僕は夢が自然にできたのではなく、無理やりに決めされられました。
農学部に入ったのも、曖昧な理由。できれば、ずっと同じ仲間、同じ環境がいい。
居心地のいい仲間とやりたいことやって、楽しく生きれれば、それでいい。
今までやっていなかったことなんてしたくない。苦手な事なんてしたくない。

なんて、思うことだってあります。

まあいいです。良く分からんです。

赤の女王の言葉だと、全力でがんばっても、外見現状は変わらないってことになります。
 
がんばっても、努力しても、結果がでなかったとき、全てが無駄だったように見えるけど、留まることですら大変な事で、それをしていることは、凄いことなのだということ。

他にも
アリスは、鏡の世界ということもあって、逆転の発想をしている場面が多いらしいですので

こういう解釈もアリ?

自分は、前に進もうと、変わろうと、成長しようと、全力でがんばる。そして、どんどん変わっていく。でも、そこには、変わらないものもある。
変わらないものを変わらないものたらしめるためには努力し続けること必要なのだということ。

そう考えると、前に進むには、内面的な成長が必要だったってことですかね?

同じ結果(言葉)でも、解釈は色々できます。

学問も同じ。生き方も同じ。色んな解釈があるから、色んな意見があって、色んな人がいる。

全てが誰かの解釈からできているのなら、真理に辿り着くことなんて不可能。

何が正しい?それは正しい?全てを疑って、それでも何かを信じて、生きていかなきゃなぁ

そろそろ、自分も大人にならねば。

とりあえず、辛い時は、いいように解釈しましょう。

って思います。無理なんですけどね(苦笑)

物語の続き、気になりますね。
もしも、アリスがそのとき、走るのを止めてしまったとしたら、どうなってしまったのでしょうか?

僕は、走ることをやめる勇気がないです…
前に進む為に、内面を鍛え直さねば

とりあえず、不思議の国のアリスをどうぞ

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